ジャズピアニスト Nori OchiaiのBlog

音楽、その他を通して日々感じる事や活動状況。

諸事情により10/26銀座No Bird

のギグはキャンセルになりました。
予定してくださった皆様には大変ご迷惑おかけしてすみません。 

昨日、今日

9:4 Boozy
9:4 Boozy 2


昨日はRhythm Challengeで、変拍子なんかあまり今まで聴いた事なかった方も楽しんでくれて、気持ちよかったというコメントくださったり、今日は音楽自体を目的にいらしてない、お食事や会話を楽しみにいらしていたレストランのお客さんが、自然にみんな一体になって音楽楽しんでくれて、自然にずっと手拍子もしてくれてたりして、やっぱりこういうのは仕込みや演技でもないし、ストレートな反応でとても嬉しいな。

9:5

今日共演させてもらった、吉村樹里さん、MCの第一声からもう今日1日ずっと楽しくなる、というのが確信させられるような ノリの良さで、日本語で喋っているのにまるで、英語みたいなフィーリングで最高だった。
自分はどちらかというと、つい共演者感じる方を優先でチャートを読むのはおろそかというか、二の次になってしまい、ミスも多くて申し訳ないけど、そんな自分のミスも笑って、むしろより面白く楽しくしてくれるような樹里さん、ほんとアメリカン、心地よい
ラフさに、こちらもとても自由にさせられ、ニューヨークの音楽経験も思い出しました。やっぱそれがジャズ、アメリカだなぁ!
スタイルは全く違う音楽だったけど、とても有り難い経験させていただいた2日間でした、ありがとう!!! 

日本のジャズシンガー11(日米ジャズ)

http://k-yahata.hatenablog.com/entry/2017/10/01/はじめてのジャズ_20_ジャズの精神_⑤ジャズにお
 
日野皓正暴力事件の時も、アメリカのジャズミュージシャンなら殆どの人間が思う事を当たり前に発言してるな、と思ったけど、

本当にジャズ的に寛容で温かい人なんだろうな、と思います。

特に初心者の人こそ、こんな先生と勉強できたら幸運だと思います。
そして、先生から巣立った後、ジャズに日本文化習慣を無意識に押し付け当てはめて、意見、とんちんかんなアドバイスしてくるような、アメリカンジャズ的にはあさってな先輩、大御所プレーヤーに迷されてしまったような時にも、的確で温かいアドバイスしてくれるのではないかと思わせてくれるような素晴らしい先生だと思います。

ここまで当たり前にアメリカンジャズ文化、日本式ジャズのこっけいさを理解し説明できる人が日本にどれだけいるだろう、、、

初歩的にも最終的にも技術、知識以上に、フィーリング、マインド、ニュアンス、センスなど大事だと思います。

そろそろ日本でも、アメリカンジャズと日本的ジャズの違いを区別、認識し始めてもいいのではないだろうか。その結果自分の意思でアメリカンジャズより日本式ジャズの方が好きとか、かっこいいと選ぶのはありだと思うけど、日本式ジャズを本来の自然なジャズだと疑いもせず自信もっちゃうのはあまり素敵ではないのでは、と自分は思います。





10月 schedule

Leader Gigs

10/2 
銀座 No Bird Jazz de Night  
open18:00 1st 19:00 2nd 20:00 3rd 21:00 4th 22:00  (入替なし) 30min × 4ステージ
Nori Ochiai Duo 
古谷悠 bass 
http://www.no-bird.com 

10/4
大久保 Boozy Muse 7:40pm
Nori Ochiai Trio Rhythm Challenge
寺尾陽介 bass
安井鉄太郎 drums
http://www.boozy-muse.com

10/16
高田馬場 Hot House  open 9:00pm, start 9:30pm

H. H.  スーパーDUO  連弾
のり・おちあい piano   廣瀬みちる piano
東京都新宿区高田馬場3-23-5リベラル高田馬場B1 
早稲田通り沿い、シチズンセンター向かい。 
http://d.hatena.ne.jp/hothousegogo/  


10/30

銀座 No Bird Jazz de Night  
open18:00 1st 19:00 2nd 20:00 3rd 21:00 4th 22:00  (入替なし) 30min × 4ステージ
Nori Ochiai Duo 
三好"3吉" 功郎 guitar 
http://www.no-bird.com 
 


 

Gigs as a sideman

10/1 
立川 ジェシージェームス 7:00pm

鎌倉 淳 Trio
鎌倉 淳 alto sax   Nori Ochiai piano  高木遊馬bass
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/index.html 

10/5
俺のフレンチ・イタリアンAOYAMA 

吉村樹里 vocal
http://www.oreno.co.jp/restaurant/ 

10/7
横浜 JAZZ PROMENADE
関内 A.B.SMILE  3:00pm
安井鉄太郎(Drums)Trio
Nori Ochiai (Piano)   寺尾陽介(Bass)
http://absmile.jimdo.com


10/8 
俺のフレンチ table taku 
Nori Ochiai solo 
http://www.oreno.co.jp/restaurant/  

10/11
新横浜Charlie's Bar
マイク黒宮 vocal 川島智子 vocal

10/12 
俺のイタリアンJazz
太田剣 alto sax
http://www.oreno.co.jp/restaurant/ 

10/13 
赤坂 Tonalite  7:30pm 
渡辺明日香&手塚隆 with nori ochiai piano trio
手塚 隆(vo) 渡辺明日香(vo) nori ochiai(pf) 山口雄三(ba) つの犬(dr)
http://www.akasakatonalite.com

10/14

俺のフレンチ・イタリアンAOYAMA 

遠藤裕香 vocal
http://www.oreno.co.jp/restaurant/ 
 
10/15
俺のイタリアンTOKYO
Kei vocal  小美濃悠太 bass
http://www.oreno.co.jp/restaurant/ 

10/17 
俺のイタリアンTOKYO
YURIE vocal  
http://www.oreno.co.jp/restaurant/  

10/20 夜
俺のイタリアンTOKYO
YURIE vocal  
http://www.oreno.co.jp/restaurant/ 

深夜
関内 A.B.SMILE  24:00 (10/21 12:00am)
Jam session    
Nori Ochiai Piano  鈴木堅登 bass  安井鉄太郎 drums
http://absmile.jimdo.com 

10/21
中延 しおん
中延しおん 6:00pm
しおんジャズコンサート
塩崎浩二(gt) グループ
charge 1000円  住所:東京都品川区中延4-21-6 TEL:03-3782-1546
交通:都営浅草線中延駅A-1出口を出て国道1号線を右に徒歩1分
 

10/22
俺のイタリアンJAZZ/俺のやきとり銀座9丁目
向井志門 sax
http://www.oreno.co.jp/restaurant/ 

10/24
割烹 Taku
Nori Ochiai solo

10/29
熊谷コルドバ 6:00pm
鎌倉淳 (alto sax) group 
http://www.bar-sugomori.jp/live.html 
048-522-6955 

10/31
東京倶楽部本郷店 1st: 19:20-20:00  2nd: 20:40-21:20  3rd: 21:50-22:30
Jun Saito Special Unit
Jun Saito drums  Yu Furutani bass Kana Teduka vocal
http://tokyo-club.com/about/ 

Jun Saito Special Unit with Macy Chen(vocal)

Jun Saito special
今日のJun Saito Special Unitは楽しかった、面白かった!
台湾出身でNY在住のMacy Chen(vocal)とは2年半ぶりくらいの再会、共演でした。
やっぱりNYで一緒だったドラムのJunさんにお声かけていただいての貴重な経験でした。
ちょっと忘れかけてた、色々なシンガーとのジャズ感覚思い出させてくれたなぁ。


物凄いダイナミクスレンジ、ピアニシッモからフォルテッシモ、しゃがみこんで消えちゃいそうだったり、飛び跳ねちゃいそうだったり。音も見た目も。ホント表情豊かで強い。

ニューヨークのエネルギーと勢い。

歌に誘導されてバンドのダイナミクスレンジもどんどん自然に広がった。

リハや打ち合わせはあっても、その通りいくのか、いかないのか、ホントやってみないと分からない。
ちょっとでも油断すると置いてかれる。ただ適当なのではなく、ちゃんと瞬間瞬間のインスピレーションによって、型破られる、裏切られるの分かるから、説得力あって納得もいく、というかめちゃくちゃ楽しい。

イントロも誰が始めるのか。日本だと当たり前のように、どの曲もただ何となくピアノの方見てカウント、なんて光景めずらしくないけど、全然違った。歌で楽器のパート歌い出し、イントロが始まり、それにメンバーがフェードインして自然にイントロになったり、バラードでのスキャットとか、ストレートに歌っていきなりそのままエンディングとか、スキャットで3コーラスくらいいったりとか、とにかく色々変な常識にとらわれず、何が起こるか分からない、ドキドキの連続、常に油断も隙もなかった。

バンドのコントロールも最高だった。何処に行くのか、何をさせたいのか、意思表示が強く明確だから、何も考えないでもやるべき事が分かる、分からされるし、それでいてメンバーの音もよく聴いてくれていて、何か提示したらそれに対するレスポンスも必ずある。

強い自己主張があった上でのサポートやアンサンブル、それがやっぱりアメリカのジャズなんだ。

言葉も凄く自然に強く伝わってきた、体に入ってきた。自由に歌詞変えちゃって遊んだりとかもあって、自然に相の手叫んだりもさせられてた、会話、ストーリーに参加させられてた(笑)。

自分も楽器弾いてること忘れたい、オーディエンスにも忘れさせたい、とか思う事あるけど、
今日のMacyはホント歌ってるといより、伝えてる、表現してる、といった感じだった。

そして何より、そんな彼女を、豊富な経験に裏付けられ深くJazz languageを理解されてるJunさんと、彼の信頼するベースの古谷さんがより一段と魅力的に響かせていたのだと思いました。

インストルメンタルで変拍子の曲を途中拍子も自由に変えながら、好き勝手やって、ベース、ドラムソロも一段落、そろそろテーマ弾くか、と思ったら、気が付いたらMacyが勝手に歌で入ってきてラストテーマ、エンディングまで持ってかれてしまった。こんな事はなかなか無いな。ラストテーマ弾けなかったけど嬉しかったなぁ!!!

正に、ジャズスピリッツ、ジャズマインドの塊。
こういう感覚、NYではヴォーカリストとのギグでも全然珍しくなかった。
昔Jose Jamesとジャズやってた頃の事も思い出しましたよ。
スゲー! かっこいい!!!

9/24に吉祥寺SOMETIMEでもう一度あるので、是非多くの人に、観ていただきたいです!
ジャズって楽しいって感じてもらえると思います。






UNTEN リーダーライブ終えて

昨日は四谷UNTENに沢山のみなさまにお越しいただき、一緒に音楽を盛り上げていただいてありがとうございました。TSWの木川田さん、まきさん、本当にありがとうございました。

マーク、小泉さんのお二人は久しぶりの共演だったみたいですが、素晴らしく楽しいコンビネーションで楽しかったです。

そして何よりスペシャルゲストの山下太郎さん、素晴らしかったです。スタイルが違っても、自分たちが初めて演奏する日本語のオリジナルでも、強い音の世界観でどんどん引っ張って魅せて、遊ばせてくれました。

表面的なスタイルは違っても、自分がニューヨークで感じた、経験したジャズをやるスピリット、コミュニケーションセンスなど、全く同じもの当たり前に持っていらして、通じ合えるような気持ちになれ、とてもナチュラルに音楽させていただけました。ずっと、真剣に音で遊んでこられた凄みも感じさせられました。

最高の異種格闘技戦でしたが、自分にもこんな経験できるように、多少なりとも育ててきてくれたジャズという音楽にも改めて感謝したいと思いました。

ありがとうございました!

ステージ上での暴力肯定する人達に

多く見られる意見で、「彼は音楽も一流で人間も一流、だから問題無い」
というのがあります。

でも違うケース、もし音楽も人間も一流と認めない人間が子供に手を出した時はどうなのか?
多分否定するのでしょう。

とすると、彼ら一人一人がジャッジみたいなもので、この人の今回はOK、あの人はダメ、というように、いちいち何か起こる度に、判決をくださなくてはいけないという事で、彼らのセンスが判断基準になのだろうか?
 

それにしても

梅内さんの表現で特に


音楽家としての創造力がないままに「記念写真」を撮って満たされてしまう「スタイル」のヴォーカリスト

と、

果てることなく続き、このまま止めないで欲しいと心が欲していた 


という表現に魅かれました。

前者は、あ、そんなスタイルがあったのか、と思わされつつ、これ以上ない的確さで、
後者はとても官能的で男冥利につきます!  

改めましてありがとうございます!
 

体罰の例外?

一流の演奏家、人格者で愛情もあって親子みたいな関係なら子供を少しぐらい殴っても許される、正当防衛など、正当とされてる理由が無くても殴ってもいいなら、 

同じように 人格者で自分に厳しく判断力もしっかりした人なら飲酒運転もいいという事になるのではないだろうか?事故しなければ全然オッケー、という事になってしまわないだろうか? 


梅内智さん、リビュー2


Instagram投稿用にアップした昨夜の「Nori Ochiai(p) Trio with 2vo」の内容についてもうちょっと踏み込みたかったのだけど、スペースの都合上省かざるを得なかった。
特に、トリオによるインスト4曲はどれも印象に残った。

オープニングの“You're My Everything”がまた好かった。
ジャズだと真っ先に浮かぶインストの名演は、フレディ・ハバードのBN4115番(60年代前半)だろうけれども、個人的には映画『The Eddy Duchin Story(愛情物語)』のサントラである。
30年代から40年代にかけて「Sweet Jazz」と称されて一世を風靡したピアニスト、エディ・デューチンの生涯を追った音楽作品。私はこの映画が好きで、学生時代から何処かの名画座でかかる度に観に行っていた。女のコもよく誘い、その度に、映画館の中で泣かせていた。
実際のエディ・デューチンの録音(CD)も以前持っていたが、彼のビッグバンドに男性ヴォーカル入りで収録されていたかと思う。

映画のサントラはカーメン・キャバレロ。ジャズではないが、私にとっては相当に思い入れの深いヴァージョン。

昨夜のピアニスト、Nori Ochiaiさんは素晴らしいライヴの幕開けに、「今夜はこんな素敵な共演者と演奏しますよ」といった趣きで弾いていた。こういったライヴの場合、オープニングの曲で各々のソロ・プレイを通して紹介するのだが、昨夜のピアニストは、ウッドベース、ドラムスにソロを回す前にピアノのタッチに一工夫為されていた。殆んどを両手のコード弾きで通していたのである。その間、意識は他の二人の共演者に向けられていた。自ずと、ベーシストとドラマーのプレイがクローズアップされることとなり、ソロが回る前なのにとても印象に残った。そして、その間、私の頭の中ではメロディがずっと鳴り続けていた。
その15分もの演奏が、二人のミュージシャンの紹介を兼ねると共に、この夜の創作姿勢やヒューマニティをとても感じさせた。
そして、続いて演奏されたのが、故井上修一おーなーに捧げた、“Never Let Me Go”だった。“You're My Everything”が前奏曲としてあったから、この曲の15分は心に染み入った。
素晴らしい幕開けの選曲だった。

このカーメン・キャバレロの演奏には、往年のハリウッド名優・名華の美しい姿が添えられている。
ロマンティシズムに浸りたくなる秋の夕刻の3分、しばし御堪能あれ。

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