ジャズピアニスト Nori OchiaiのBlog

音楽、その他を通して日々感じる事や活動状況。

レッスンでの嬉しい言葉

生徒さんがしばらくリズムの練習を重ねて上達を実感、もしくは耳の変化に気付いた時に言ってくれる言葉で、

「今まで上手いと思っていた人が、違って聴こえてきた。」

「演奏を楽しめるミュージシャンが減ってきた。」

一見ネガティブコメントみたいだけど、そうではないです。


具体的には、今まで頭ノリでジャズ演奏するミュージシャンの演奏を楽しめたけど、そのリズムのおかしさに着眼しようと、耳を開きながら実際リズム練習する事で、今まで気付けなかった、他人のおかしなリズムにも気付き始めたという事で、一言で言い換えれば“耳が良くなってきた“という事です。

人のおかしなリズムに気付かないなら、勿論自分の事も分からない。

ジャズに限らないだろうけど、演奏で一番大事なのは何より耳だと思うので、そこが改善しなければ何をいくら頑張っても限界しかない。

頭ノリで歌い続けている限り、他人の頭ノリの演奏に違和感を感じる事も難しい。

良いものとそうでないものの根本的な違いを感じる事ができなければ、何事も上達は難しい。


腐ったものを喜んでお金払って食べる事のできる人が、料理が上達する見込みはなく、まず腐っているものとそうでないものの違いを判断できるようにならないと何も始まらないのと全く同じです。

そういった意味での耳の良いアマチュアミュージシャンやリスナーが増えると、おかしなリズムで演奏するミュージシャンは生き残れなくなる、かわいくてもセクシーだろうが無理になる。

どんな世界でもプロなら、厳しい競争があるのは普通の事だけど、

実力に大きな疑問のある人達がいなくなればいいのではなく、そういったプレイヤーはまともな価値観の厳しさの中で残れるように耳を、腕を磨けばいいだけだし、そうなれば日本のジャズ文化が向上して素晴らしくなっていけるのかなと思います。












 

バランス感覚

先日の格闘技で感じたこと。

格闘技解説で、「試合は過信している方がいい」という言葉をたまに聞きます。相手を過大評価してしまって、想像の中の凄い相手に既に飲み込まれてしまう事もあると思う。

逆に「強い人こそ臆病」「臆病だから勝てる」「怖いから練習しないといられない」というような事もよく聞く。


ジャズ的にも?、自分の経験から言っても、両方正しいと思ってます。


先日の大会では、恐怖心が少なくてやられた選手、戦いが印象に残りました。打撃を顔にもらうと嫌がってしまう選手もいるけど、逆に多少もらっても気にしない、嫌がっているように見えない、その結果一髪もらった後も続けて何発か食らってやられてしまいました。

ビビらないのは大事だろうだけど、やっぱりこういう事もあるし、寝技の展開でも、首絞められて、「まだ大丈夫だな」と落ち着いて対処しようとしてる間に、思った以上に締め付けられてしまって落とされる、という場面を見る事もあります。

こうなると、早い段階で怖がったり嫌がったり、ある意味ビビる事が大事な場合もあるかもしれない。

選手の技量、性格などによっても変わってくるのかもしれないけど、ジャズ演奏もその辺は全く同じだと思います。

色々なものが伴わずに自信過剰なだけなら、ただのバカになってしまうし、慎重過ぎても、怖がり過ぎても中々面白い演奏に繋がらない。

色々なバランス感覚というのはとても大事だと思うけど、凄い選手、ミュージシャン達はそこも素晴らしいと思います。

レターパックで

“レターパックで現金送れは詐欺です“と共に、

“レターパックで譜面送るは嫌がらせです“

も併記してもらえるとありがたい。 

知らない事を知らない

先日の格闘技、RIZINの試合から。

いつも思う事だけどジャズにも、その他多くの事に共通する事沢山あるな。

寝技って分かりにくいし、やった事ないとホント分からない事だらけなんだろうけど、それでも長年見てるし知識として知っている事はある。こういう時は相手の手首を握ってコントロールするとか、頭の位置を、、、とか。

自分は一応ジャズを通して、知っている事とできる事は全く違う、分かってる当たり前の事をできるようする大変さは、多少は知っているつもり。何か一つある程度やれば分かる事だと思う。

お勉強とか、事務仕事など、頭と、机の上で手を動かして完結できるものだとちょっと違うかもしれないけど、演奏もアスリート的要素あるし、身体を使うものだとその辺は共通するところあると思う。

やたらと偉そうなアマチュアミュージシャンは、ある意味身体は使っているのだろうけど、”ある程度”やってないからそうなってしまうのだと思う。

学生時代に野球やってた人が、「俺も野球はある程度やったから分かるんだけど、、、」と言いながら、パフォーマンスの深いところの話をしようとしてきた事あったけど、軽くそんな感じで言えてしまう人と会話を噛みわわせる事、スイングさせる事はできない。自分からすると、少なくても多少プロの試合出場経験あるくらいでないと語れない、”分かる”とは言えない様な話だし、自分なら恥ずかしくなってしまうのではないだろうか。

知らない事、全く分かってない事を知らない

っていうのはそういう事だと思う。


格闘技の試合で、選手が素人でも分かるやるべき事をできないシーンは珍しくない。特に若手だと。でもスポーツや演奏に共通するような難しさを身体で全く経験してない、知らないであろうファン達は、それが理解できなく、ただただ選手を批判したり見下したりする、そんなコメントも多い。


そんな選手達も知らない訳ないし、練習ではやってるに決まっているし、余裕でできたりしているのだと思う。ただ、試合で大観衆の前で、想定外の事もしてくる、自分の嫌な事ばかりしてくる相手と対峙してそれをやる、というのは全く次元の違う話だし、その技術を考えないで勝手に身体が反応できる位に自分のものにするまでには、気の遠くなるような反復練習、実戦での経験も必要になってくる。


残念だけど、人として頭のWRI人って多過ぎないだろうか?
だから「皆さん何か一つでも頑張ってみると、、、」って言わせてしまうのではないか?










エイプリルフール

ここ数年ほぼ毎年何か書いてて、ある程度騙せないと意味ないし面白くもないだろうから、それなりにやらせてもらっている。自分と似た様なカテゴリーのミュージシャン仲間は大抵すぐ突っ込んでくれたり、またか?、と呆れたりとかなのですけど、やっぱり色々な反応があって、毎年やっていても、複数回引っ掛かってくれたり、いや引っ掛かったフリしてくれているのかもしれない、、、

いや、こちらはこちらでまた、引っ掛かってくれたと喜んでるフリをしてる可能性もあるかも、、、、、

まぁキリはないし、真実は誰にも分からない。




真面目に戻ると、

正に十人十色、人それぞれルールというのがあるみたいで、そのルールに反してるとお叱りを受けたり、真剣に心配されたり、励まされたり、圧力に屈指ないでください、などなど。

自分のルールとしては、人を躊躇したり傷付けない、何か不幸的なネタは使わない、などですが、ダメな様です。

何も断定しない抽象的な表現のつもりで、“やめる” と言っても、色々な思い込み、断定はあるらしく、演奏やめる、音楽やめる、さらにエスカレートして、人間やめる、とまで思わせてしまう場合もあるみたいです、たとえ4月1日でも。

そう思わせてしまう自分に何か原因はあるのだと思います。「ノリさんは、どんな事あっても、決して嘘なんかつく人じゃありません!」とか、あまりに正直者に見えてしまうのかもしれない。

そういうところ踏まえると、不特定多数の人が見てくれているところで、皆んなが皆んな自分のキャラクターを理解してくれてる訳ではないし、ジャズミュージシャンは普段音の中でトリックや騙し、おふざけ、イタズラの連続で一般的な感覚からかなり外れてしまっているのかもしれないです。

すぐコンプライアンス、ハラスメントとか、少々堅苦しくなってきてしまった時代、世の中にも感じますが、その辺わきまえて、やっぱりおふざけは仲間内の飲み会の席だけにするべきと強く感じました。

今後SNSなどでは一切おふざけ、冗談、騙し、など控えさせていただきます。
本当に申し訳ございませんでした。
2024.4.1. 4時1分41秒(当社社内時計時刻)
Nori Ochiai 

こういう事やらないといけないんですね!

ワークショップの反応で、

あ、そうなんだ、
難しい、
できない、
人のを見てると、おかしいのわかるけど、やってみるとできない、できていない事にも気付けない、

というものが多かった。


そういうトレーニングが必要である事、そのもの自体の存在も知らなかった様に見受けられる人も多かった。


分かっている事ではあるけど、中には長年先生について習っていて、譜面も書けたり難しい曲も演奏したりしてるけど、大事な事はずっと習わない。

全く教えない?教えれない?教えようとしない?先生が多すぎる、教えられる、教えようとする人は殆どいない様にしか思えず、残念に感じます。

批判、悪口ととられるのかもしれないけど、ジャズを演奏したい、と思ってる人に最低限ジャズらしく聴こえる演奏をするための一番大事な事以外に莫大な年月費やすというのはどうなんだろう?生徒さんの強い意志でジャズの基本だけはやらない、というのならともかく、そうでもなかったとしたら残念だと感じずにいられない。

何十年も演奏しているけど、ジャズに近付けない人、近付ける気配すら見えない人、典型的な日本人的な演奏から抜け出れないプロミュージシャンも少なくない、という現状をどう見るか、

考えてみるか考えないかは、あなた次第、、、

つかれました、、、

やっぱり色々難しいし、くだらない事も多すぎる。
これ以上頑張っても意味無いのでもうやめます。

ありがとうございました!

4月 schedule

4/6 
吉祥寺 M.J.SMILE  1:00pm〜4:00pm   
Jam Session
Nori Ochiai piano  
Tyler Eaton bass
https://www.mjsmile.com 

4/7
吉祥寺 M.J.SMILE 7:00pm
MARI PEREZ vocal 
NORI OCHIAI piano 
BRENT NUSSEY bass 
GENE SHIGEMURA drums
https://www.mjsmile.com 
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4/17
立川 Jesse James 7:00pm 
Nori Ochiai Trio 
Nori Ochiai piano
古谷悠 bass
Takato drums 
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/index.html 
古谷、Takato  2



4/20
有楽町 外国人記者クラブ 6:30pm
みうらまちこ vocal
山下弘治 bass 


4/24
俺のイタリアン東京/ 俺のフレンチ東京
太田剣 sax
Nori Ochiai piano
http://www.oreno.co.jp/restaurant/

4/26
関内 Ben Tenuto 7:30pm
茜 純子 vocal
島 裕介 trumpet
https://ben-tenuto.owst.jp/

4/27
大宮 アコースティックハウス 3:00pm-6:30pm
jam session 
http://acoustichouse-jam.com 




ワークショップ振り返り 参考音源など

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今日で3回シリーズ、リズムに特化したワークショップ終了しました。

いつかやってみたい、と思っていた初の試みでしたが、想像以上の反響をいただき、有難うございました。

話す事、説明する事に不慣れなため、時間がどんどん足りなくなってしまい、お伝えしたかった事の2、3割できたかどうか、という感じになってしまい、実際の演奏しながらの時間ももっと取りたかったのですが、色々至らずすみませんでした。ごめんなさい。

でも、そんな中でですが、参加者の皆さんの、前回を上回る位の、想像以上の知ろうとする欲、集中力、忍耐力などに驚かされました。


3連、裏、裏ウラなど、言葉で言えば一瞬で終わりますが、それを頭で分かっている知っている事と、やってみる事、身体で理解する、できる事は全く別物という事をどなたにも感じていただけたと思います。


聞いてすぐ出来たら天才だし、何年、何十年かけて取り組む事かもしれないですが、頭でも知らない状態と比べたら、知るだけでも相当価値のある事ではないかと思います。

勿論、今日説明したことが全てではないし、人によっては正解でもないのかもしれないですが、少なくても自分の経験、沢山の無駄を重ねた年月、ニューヨークでの10年を含む何十年程の経験から、基本的なスイングフィールを掴むために一番手っ取り早く確実ではないか、と強く信じ感じてきた方法をお伝えさせていただきました。

信じるか信じないか、

やるかやらないか、はあなた次第!!!


ですが、今回のワークショップが、皆様のこれからのジャズライフをより豊かにするために、少しでも役立つものであれば嬉しいです。


自分の足りない頭でグルグルしながらの精一杯でしたが、時間内でも、終了後も多くの質問、ご意見、今後のリクエストなども沢山いただき、心地の良い忙しさ、疲労感でした。必要としてもらえる人に少しでも応えたいと思える事がとても有り難く幸せだと感じました。

お疲れさまでした!
有難うございました!


p.s.
スイングするacat、絶対にスイングしないscat、をあえて資料に記さなかったのですが、(分かり辛いというご指摘、その通りでした)しっかり皆さんでメモして混同する事の無いように、そしてできればメモなくてもすぐ判別できる、聴き分けることができる様になってもらえたら嬉しいです。

スイングするための3つの要素、しっかり忘れないでいてください。

参考音源です。

https://www.youtube.com/watch?v=ZEcqHA7dbwM

https://youtu.be/-b8brVSAAQA?si=nIw6UvKjAKNpKSms

https://youtu.be/cMtLP-3BGcM?si=mrY6opJ2JgG30EyY

紹介できなかったですが、資料の2つ目のものです。
複雑で難しく、お手本にするべきか?ですが、とても個性的でカッコ良く、ハッとさせられ好きです。
https://youtu.be/C43OA2qAAY4?si=AB9VXEmA_mt57nCJ


https://youtu.be/i8bOr3a0Sy8?si=WitGIxhSjXeU5EiY











明日の配信ライブ

明日はこちらで、森近徹さんのトリオで演奏させていただきます。
配信もあるので、よろしければよろしくお願いします!

3/31
市川 h.s.trash 7:30pm
森近徹 tenor saxよしみせいいち bass
http://red.zero.jp/h.s.trash/


配信はこちらからお願いします。
https://toru-nori-seiichi-20240331.peatix.com/
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