ジャズピアニスト Nori OchiaiのBlog

音楽、その他を通して日々感じる事や活動状況。

Paris 6 (最終回)

今回の滞在は、誰も知り合いがいないにもかかわらず、毎日図々しく飛び入りさせてもらったけど、最後は、地下深いライブハウス、ファンクセッションと謳われる深夜セッションに突撃。

深夜のジャムセッションが始まるまではかなり時間があるにもかかわらず、かなりの人で溢れかえり、多分目測で50人くらいで普通に満席っぽいところに、その2、3倍くらいの人はいる感じで、周りの人の肩に触れずにカウンターまでドリンクを貰いにいくのは難しいような状態。ニューヨークで言えばSMALLSと似たような雰囲気を醸してる。

(日本の感覚では)大分待ってから、ホストバンドの演奏からスタート。
やっぱりプレーヤーもリスナー側も個性強い人間が集まってるのが簡単に伝わってきて、シンプルに気持ちいい。

自分はそこで演奏されている、みんなが知ってるファンクセッション曲を知っているわけでもないし、参加できるかどうかも分からないけど、ただ気持ち良く聴き楽しむ。

そして1時間半から2時間程経った頃だろうか、 


英語で何か大声で話してる黒人のおじさんがいた。そして次の参加者が直ぐには揃わない様子。
そこで、「キーボード奏者はいるの?」と聞いてみた。
 「探してるんだけど」
「俺が弾いてもいいかな?」


すると答えるより先に、
「おーい、ここにいるぞ!」
とホストに叫んでる 笑


そこから、キーボードの場所まで人を掻き分けながら移動し、半身の体勢でキーボードと最前列のリスナーとの隙間をすり抜けて、なんとか座る。

会場にアジア人は自分一人。明らかに何だろう?という物珍しそうな視線、空気。こんな時は、「まぁ、観てなよ、お前ら今まで一度も見た事ないもの見せてやるから」といった矢沢的、挑戦態度がいいかもしれない。


ホストが、
Maceo Parkerの何とかっていう曲だけど、知ってるか?」
「知らないけど」
 「シンプルな曲だから〜」
「参加者が多いから、ソロはあまり長くなくね」
「(話半分に)分かりました」

多分そんな複雑なコード進行でもないだろうし、いざとなれは自分のソロフォームは勝手に一発だ(ワンコード)、同じ黒人音楽だし、Maceo ParkerもCharie Parkerも対して変わらないだろ、といった適当、勝手極まりない気持ちで始める。

まずは曲調、フォームを掴む。ふむ、、、

ドラマーはムキムキタンクトップにタトゥーまみれで、ミュージシャンというよりまるでUFCファイター、夜道で睨まれたら、黙って持ってる物を差し出す、そんな出で立ちの奴をビックリさせれたら面白そう。

テーマ、ギターソロが終わり、キーボードに回ってきた。

ゆっくりじっくりと少しずつ盛り上げ、客席も結構盛り上がっている雰囲気なのを感じつつ、

一人Rhythm Challengeを図々しく投入!


すると何と、英語で自分をホストに送り込んだおじさんが、笑い叫び、立ち上がり、踊り始めた!!!
周りも盛り上がってる。ギタリストが振り返ってこちらを見てる。

何て動物的でダイレクトなんだ。

よし、さらにギアを上げる、”参加者が多いから、ソロはあまり長くなくね、” はもう無視!
客席を味方につけてしまえば勝ちだ。

気にせず、非常識に大分長くやっていると、さすがにホストの「そろそろ、、、」の合図で、切り上げる。


終わると直ぐ、アメリカの(忘れてしまったけど)ある州に住んでるんだ、というアメリカ人のおじさんをはじめ、英語で話しかけてくれる人達がいた。あの黒人のおじさんが、笑って「相応しい奴を送ったよ」と言ってくれてる。

うーん、このダイレクト感はNYとまるで変わらなく、ちょっと懐かしくなった。

やっぱり、ああいう空気を忘れないようしたい。
パリでの最後のセッションにふさわしい夜。当分の間記憶からなくならないであろう、自分への最高のお土産になりました。

今回の旅は、パリを自分にとってまた少し近い街にしてくれた気がした。

1029 CrazyHorse1 ER
パリのキャバレー、Crazy Horse
コケティッシュ、艶やかでありながら健康的な鍛えられた女性ダンサー達。
のりっぺには、ちょっとほろ苦かった大人な夜。
1029 CrazyHorse 2





Paris 5

いったいいつの話って感じだと思いますが、今頃すみません。山ほどあった書きたい事を真面目に考えてるといつまでもできないので、写真中心の報告で一応完結させてください。

(前回までのブログ)
http://noriochiai.blog.jp/archives/77580296.html
http://noriochiai.blog.jp/archives/78521054.html
http://noriochiai.blog.jp/archives/78587806.html
http://noriochiai.blog.jp/archives/78765033.html



”ジャズシンガーブログも早く書いて欲しい”というリクエストもありがとうございます、、、


オペラ座、以前にも来たけど、やっぱ言葉いらない、壮大なスケールの壁画、、、
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バレーの稽古中、なんだか身体が言葉を喋ってる、動きに、また肉体とは別の生命が宿ってしまっている。振付師がダンサーに言葉をかけ、それに反応して、色々試されていく、こんな環境での稽古っていうのも凄いな。やっぱり心の部分にもかなり重要だと思う。こういうシーンを見て、本番を観たらまた感じられる事も多いだろう。本番を観たいと強く思わされる。何という気の遠くなる贅沢な空間だろう。
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1030 Paris Opera 8

1030 Paris Opera 7



宿のそばで歩いてて見つけた、小さな落ち着いたバーの地下。
かなり古風なスタイルのピアニストでしたが、多分まだ20代くらいではないか、と思う。自分のフェイバリットなスタイルとか目指す方向とはかなり遠いけど、そんな事関係なく惹きつけられた。昔の映画のワンシーンのようなサウンド。

人の言うことばかり気にせず、自分な好きな事に誇りを持って深く愛する、そしてとことん追求する、こんな人が多い中で、やっぱり色んなミュージシャン、アーティストが産まれるのだろう。そんな事も改めて教えてくれるような音だった。
1029 paris Harry NY 2



そして、こちらも宿のそばで見つけたバー。
ピアノ弾き語りプレイヤーとドラマーのDuoで主に英語のAORヒットソングを演奏していた。入って直ぐに、かっこいい、高いクオリティを感じさせられた。

時折歌う、フレンチもカッコいいけど、英語曲もニューヨークのそういったローカルのバーで聴いてるのと比べて全く遜色無い。英語が上手い、自然というのも勿論だけど、全てが言葉になっている、表情が付いていて、自分の言葉として表現されてるから、そう思わされるのだと思う。

勿論、弾き語りのプレイヤーはジャズプレイヤーではないと思うけど、それでもちょっとスイングになったりラテンのビートが出てくる曲中では、かなり本格的なフィーリングが歌から伝わってくるし、歌だけではない、ピアノもシンプルなフレーズでも、フィーリングが歌同様素晴らしくかっこいい。ドラムも。なのでバンド全体の音が全て歌ってる、歌になってる、という凄みを感じた。一言で言ってしまえば才能、センス、という事になるのかもしれないけど。

ちょっと分かりやすく言いたいので、下世話な言い方ですみませんが、日本でいえば何億もの価値のものが、ローカルでその辺でゴロゴロしているのか、と思わされるような、そんなインパクトです。

やっぱりアメリカ文化がとても自然だし近いのだろう。まるで隣の州くらいか、と思わされる。しばらく聴いて、ちょっと遊ばせてもらいたくなったので、声かけて、何か自分に参加できるかな、、、と思い、Stevie Wonderの曲をセッションさせてもらいましたよ。いきなりにも関わらず、キーまで合わせてくれる。ドラマーもジャズプレイヤーではないけど、こちらのプレーをめちゃくちゃ耳傾けてくれて、とても近い距離でダンスしてくれるみたいな感じ。やっぱりそういうマインドが直ぐに伝わってくるから、こちらも、素敵な男性にエスコートされながらダンスする女性のような気分で安心感の中で自由に遊ばせてもらえるような感じだった。
1030 Paris Shee Nori 1Eのコピー
今回色々ライブやセッション観たり演奏もさせてもらったけど、色々なスタイルの凄いプレイヤーも沢山いるし、やっぱりジャズなどのアメリカの文化の身近さ、根付き方具合が深く、正直に言えば、特に日本から行って見ると、遥かに違う世界で、やっぱりというか、なるほどというのか、とにかくそう感じさせられました。



海外の大都市にはある日系スーパー。置いてあるもの、掲示板、フリー情報誌、やっぱりニューヨークのそれと同じ空気で、ちょっとホッとする。
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もう一回だけ続きます!


 

弾きまくり

今日は仕事で、正味5時間以上は弾いた。
さすがに多少の疲労感があるな。 

それにしても、あんなマニアックでとんでもない実験が許される深夜ジャムに、リスナーとして熱心に最初から最後まで参加してくださって、そして楽しんでくださってた方がいらした事に感激しました。ありがとうございました!

7月 Schedule

7/7
大久保Boozy Muse 7:40pm
Nori Ochiai Rhythm Challenge
Tyler Eaton bass   安井鉄太郎 drums
https://www.boozy-muse.com 

7/12
吉祥寺 M.J.SMILE 
Jam Session 
https://www.mjsmile.com/
7:12 MJSmile


7/14大宮アコースティックハウス 3:00pm-6:30pm
jam session 
http://www2s.biglobe.ne.jp/~acoustic/


7/19 深夜
関内 A.B.SMILE  24:00  Jam session    
安東昇bass  Nori Ochiai Piano  安井鉄太郎 drums
http://absmile.jimdo.com   



7/24
吉祥寺 M.J.SMILE 
Nori Ochiai Duo
Tyler Eaton bass  
https://www.mjsmile.com/
7:24 MJSMILE2



7/30
四谷Doopo 7:00pm open  7:30pm start
Nori Ochiai 凱旋4周年記念LIVE
Nori Ochiai piano  Tyler Eaton bass チッコソウマ drums
山ノ内洋子 special guest
https://doppodoppo.wixsite.com/soundcreekdoppo
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7/31
高田馬場HOT HOUSE  about 8:00pm open,  about 8:30pm start 
H. H. スーパー
DUO

のり・おちあい piano  安井鉄太郎 drums

東京都新宿区高田馬場3-23-5リベラル高田馬場B1 
早稲田通り沿い、シチズンセンター向かい。 

03-3367-1233

7/30 四谷Doppo

7:30 Doppo
恥ずかしながら、 凱旋4周年などという記念ライブをこの度(株)TSW様が企画してくださりました。え、、もう4年、、、


カルフォルニア出身の素晴らしい若手ベーシスト、Tyler Eaton、
自分より遥か昔にニューヨークで活動されていて、とても自由でレイドバックした雰囲気を感じさせられるドラマー、チッコソウマさん、セクシー、エロたっぷりのソウルシンガー、山ノ内洋子さんと、かなりアメリカンなエンタテインメント溢れる空間になると思われます。
チッコさん、洋子さんとは初共演で、そこもまた楽しみです。

格闘系ゲストとの場外乱闘あるかな?

一緒に最高に楽しく盛り上がる時間を作りましょう。
是非よろしくお願いします!




さすがにこのメンバーだと

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当たり前に本物のジャズになってしまうな。
満席のお客さんに支えていただきながら、周りの音が、リズムが、音のコミュニケーションが最高に気持ち良く楽しかった。

Patさんが、GeneとNoriがやりあっててちょっと格闘技みたい、と言ってくれました。笑、

関係者の皆様、素晴らしいメンバー、お集まりいただいた皆様、ありがとうございました!

また、より幸せになっていただけるような音楽をやっていきます! 

 

6月Schedule

6/1
吉祥寺Sometime 7:30pm
Jun Saito Special Unit
松島啓之 trumpet  Nori Ochiai paino  古谷悠 bass  Jun Saito drums
https://www.sometime.co.jp/sometime/index.html 
 
6/2 昼
六本木Keystone Club 東京 open 12:30  stars 1:00pm  ends 3:00pm
Nori Ochiai Trio
Nori Ochiai paino. 安東昇 : Bass 安井鉄太郎 : Drums
https://www.staglee.com/events/2620/nori-ochiai-trio?published_fv=-1 

6/4
淡路町Lydian  7:15pm
天野昇子 vocal  Nori Ochiai piano. 横山裕 bass  Jun Saito drums
http://jazzlydian.com/index.html

6/5 
俺のフレンチ東京
http://www.oreno.co.jp/restaurant/ 
 
6/11
関内BarBarBar 7:30pm
天野昇子 & Nori Ochiai Trio 
天野昇子 vocal 香川裕史 bass 小泉高之 drums
https://www.barbarbar.jp

6/12
俺のイタリアンJAZZ
http://www.oreno.co.jp/restaurant/ 

6/14
Keystone Club 東京 7:30pm
Nori Ochiai Trio with 天野昇子
https://keystoneclub.tokyo/
6:14 ver2 flyer


6/15 昼
銀座Chanson Bar BonBon  2:00pm
みうらまちこ vocal
https://bonbon-ginza.jp/?fbclid=IwAR21EwThTMijVvmWW8is48RDe1N79ip4E_eGap83AWXuCO7LTZS7-N2GeZQ

6/19
吉祥寺Sometime 7:30pm
天野昇子 vocal  香川裕史 bass  小泉高之 drums
https://www.sometime.co.jp/sometime/index.html

6/20
浅草マルス 8pm
KaoRi Ito vocal 原川誠司 alto sax
http://jazz-bar-mars.com/

6/21
俺のフレンチ銀座コリドー街/俺の割烹銀座本店
http://www.oreno.co.jp/restaurant/ 


深夜

関内 A.B.SMILE  24:00  Jam session    
安東昇bass  Nori Ochiai Piano  安井鉄太郎 drums
http://absmile.jimdo.com   



6/27
立川Jesse James 7:30pm
五十嵐正剛 tenor sax  横山裕 bass  Jun Saito drums percussion
http://jessejames-tachikawa.music.coocan.jp/index.html   

6/28
高田馬場HOT HOUSE  about 8:00pm open,  about 8:30pm start 
H. H. スーパー DUO
のり・おちあい piano  井上銘 guitar

東京都新宿区高田馬場3-23-5リベラル高田馬場B1 
早稲田通り沿い、シチズンセンター向かい。 

03-3367-1233

6/29
浅草マルス 8pm
川島智子 vocal 
http://jazz-bar-mars.com/

6/30
俺のイタリアン東京
http://www.oreno.co.jp/restaurant/ 
 


ブックオフオンライン 

Jun Saito Special Unit with Kaoruko Pilkington

昨日のJun Saito Special Unitのライブは楽しかった。
ゲストシンガー、Kaorukoさんとは初共演させていただきましたが、変拍子、ビバップ、ヴォーカリーズ、そしてストレートな歌、セットリスト、アレンジなど、非常にバライエティに富んだ内容でチャレンジングだったけど、演奏する側でも、観る側でも常に飽きない楽しいものになったと思います。

一言でいえば、歌伴ではなく、ジャズやってる、音楽やってる気持ち、バンドアンサンブルやっている気分にさせられる、というのが自分にとってのシンガーとの楽しいギグなんだと思います。ありがとうございました! 

仕事場に早めに着き、

近くに車停め昼寝してると、お巡り氏がやってきて、
「20分後くらいに天皇陛下が御通行される予定ですが、、、」
という事で、折角なのでご挨拶させていただきたいとも一瞬思いましたが(笑)、速やかに移動しました。 

5/24 No Bird

5:24 Atsushi
おかげさまで残席僅かになってきましたので、もし予定してくださる方いらっしゃいましたら、ご予約していただきご確認いただけましたら、ありがたいです。よろしくお願いします!
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noriochiai

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