これは、大昔聴いて衝撃を受けたジネットー•ヌヴーというヴァイオリニストの演奏。
若くして、この録音の3年後くらいに飛行機事故で亡くなってしまったらしい。曲自体がかなり強烈な悲壮感のかたまりなのかもしれないけど、聴いていてかなりつらくなってしまうくらいの演奏。
この間のDoug Carnのアルバム、Jean Carneの歌も、その後2人が幸せにならない、という事にうなずけてしまうようにも聴こえる。
それとも、それを知って聴くからそう聴こえてしまうのか?
書道家が見ると、筆跡からその人の人間性、人生経験、現在のコンディションなどが分かる、という話を聞いたことあるけど、もしかしたら、演奏にも
その人の過去、未来などの予感(本人も知らないとこで)も詰まっているのでは、、、と思わされる事がたまにある。
極々稀に桁違いの大きな才能持って生まれた人は自分でもその才能に運命を翻弄されてしまうんだな・・・と思う事ある。