NY来てから、色んな日本人にあったけど、いつ頃来てどの位の年月いるのかが、かなりはっきりと伝わってくる事があります。何故か、

何故かというと、最近はインターネットの普及でかなりみんな日本の文化をキャッチアップしているけど、例えば40年前、30年前、20年前に来た人達の日本語、服のセンスからは当時の日本を醸し出さてくるし、それプラスアメリカ文化もやっぱり滞在期間に比例して強く影響して混ざってくる。
多分彼らの日本文化、日本時間は日本を出た時点でストップしてるのだと思う。文化は生き物みたいなもので、常に変化しつづけると思うけど、極端な言い方をすると、彼らの日本文化は死んでしまって保存されてるようにも感じられます。自分は10年前の日本らしさを持ってるのかもしれない。ただネットなどのお陰で、KYなどの現代用語は一応知ってるし、破廉恥やおてんば、などの言葉は死語だというのも知ってる。

例えば30年前に来た人で、明らかに自分に非があるような場合でも、あまり謝らない。あれ?と思いながら、こちらもも謝らないとどうなるのかな?と様子見ると、それはそれで、相手も全然平気な感じだったりする。その辺は結構アメリカっぽいのかもしれないので、そんなつもりでいくとうまくいく。

こちらで色んな日本人と接する時には、この滞在期間を少し考慮すると、分かり易い事が多い。

日本人と演奏する時も、自分よりアメリカ滞在期間が長い人とだと、あまり気を使わないでやりやすい事が多いです。アメリカ人とプレーする時と同じような心持ちでできるからだろうか?