山本キッド徳郁、桜庭和志、辰吉丈一郎のような人たちは、自分の過去の活躍とかに全くこだわらない、というか興味すらないくらいに見えて、ただ今の事しか考えてないように見える。
スポーツはどうしても体力がかなりのウエートをしめるだろうし、怪我やダメージも蓄積されて、口の悪い人には「落ちぶれた」、のように言われてしまうかもしれない。確かに、全盛期と比べたら歯が立たないくらい違うのかもしれない。
でも、こういう感じ方が正しいかは分からないけど、自分にとっては、過去の栄光など全く気にしもせずにただただ前に進む事だけ考えて好きな事を自分のためにやり続ける姿は、ピークの頃の活躍以上に、人としてかっこよく見えるし、何か大切な事教えてくれるような気もする。 こういう夢の中に生き続けて神がかった仕事をしてきた人たちは、やっぱり努力だけでは到達できない、人としての才能も持って生まれてるんだろう、という事も改めて思わされる。