ジャズピアニスト Nori OchiaiのBlog

音楽、その他を通して日々感じる事や活動状況。

2015年04月

アメリカでのJazzの扱い

NYのプールバー、大勢の人等がビリヤード、ピンポンしてる片隅で
ライブやってる店がある。

久しぶりに観に行ったけど、演奏してる目の前で大声で話したり、「やぁ、元気か、久しぶり」みたいな挨拶したり、ハグしてたりする人も多く、もの凄い騒音、バンドの音が消されてしまうくらいの雑音の中ワールドクラスのミュージシャンたちが演奏してる。これ以上無いくらいの酷い環境。

でも、勿論中にはもの凄く真剣に聴いてる人もいる。何でもありで、まさにアメリカ社会の縮図のようにも見える。 

当たり前だけど、そんな状況でもベストの演奏にただ集中するメンバー達には本当尊敬させられるし、こちらもできる限りの敬意と集中力で聴かせてもらわないといけない、という気持ちになる。

多くのアメリカのミュージシャンが特にアメリカでジャズがリスペクトされない事を嘆いたりするけど、
ある意味悪い事ばかりでなく、こうゆう部分のおかげで、ジャズミュージシャンは世界の頂点のような人達でもハングリーで謙虚でいやすく、音楽により純粋で貪欲になれる、というのもあるのかもしれない、と思う。

顔本のネガティブな部分は多くの人が感じてるみたいですけど、
いい部分はやっぱり出会いかな。

周りの誰にも、今よりもはるかにつまらなかった人間の自分にも、当時とてもフレンドリーに仲良く接してくれてたとても可愛かった同級生の子いたけど、何十年ぶりにネットの世界で再会して写真見せてもらったら、想像以上に素敵になってて嬉しかった。

当時もいつもポジティブなオーラしか感じたことなかったけど、相変わらずそういうのが沢山つまっていて、いい生き方も重ねてこないとそうはなれないんだろうなという、人としての才能みたいなものも感じさせれる表情だった。

人が知らないような苦労も無いわけないだろうけど、そういうのが表に出てこなくて、まるで人生なんか楽しかった事しか無かったような表情でいられるっていいな。同じ経験しても心の持ちようが違えば辛さがどんどん外に現れてきてしまう事もあるのかもしれないけど。


”人は見かけによらない” って言葉あるけど、やっぱり ”見かけによる” 事がかなり多いなと改めて思わされました。

向いてる方向が素敵だと、同性異性にかかわらず、素敵な人との出会いも多く幸せな時間も増えて、だからより素敵にもなれる、という好循環なのかな。

男も女もやっぱり、顔に人間、生き方が隠せずに出てしまうもんなんだな。
ばれてしまうから気をつけなきゃ。

自分も、じじいになってからの方がいい顔に見えるような生き方目指したいな、と思わされました。





 
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