ジャズピアニスト Nori OchiaiのBlog

音楽、その他を通して日々感じる事や活動状況。

2018年11月

Kenny Washington

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うわぁ、本物のジャズ、最高に楽しかった!

演奏始まる前に、自分もトリオなどで一緒に演奏していただいてるベースのPat Glynnと、昔から名前は知ってたけど始めてお会いしたピアニストのJohnathan Katzと雑談。ドラマーも名前だけ知ってはいた日系アメリカ人のTana Akiraでトリオのメンバーが定位置に着いた時点の雰囲気、表情からスイングする事を確信させられる。

まずピアノトリオによるインストゥルメンタルで1曲。やっぱり楽しい。


Jonathanの英語、日本語を混ぜたユーモアあるMC、シンガーのKenny Washingtonの紹介の仕方、紹介のされかた、全てが自然なジャズに見え、聴こえた。

譜面は無い、誰も使わない、アレンジも無い、けどその場で耳で自然に作られていく。
やりそうな候補曲のリストのメモだけがKennyの右手、ピアノの上に置いてある。

決まってたのは最初の曲だけだったみたいで、1曲終わると、 「どうしようか?」みたいな感じで進む。

初顔合わせ同士のメンバーもいたみたいですが、本番前のサウンドチェック、リハーサルというか軽く、やりそうな曲とキーの確認くらいをしたのではないか、という光景も浮かんでくる。懐かしいな、NYではシンガーとでも、インストゥルメンタルでも、こういうギグの方が多かった。

下手するとに日本ではこういうやり方のギグはちゃんと準備してない、プロフェッショナルでない、のように誤解される事もありそうだけど、そうではなく、こういうスタイルで曲を覚えていったり、知らない曲でもその場で何とかFigure Outする、形にしていく事を強いられるような経験を積んで鍛えられながら言語としてのジャズを身体に入れていく、というのがアメリカのやり方だと思うし、大事なところだと思います。オリジナルばかりやるバンド、ミュージシャンはいてもやっぱりその過程は殆どの人が通っているし、それがないと何をやってもジャズとしての説得力には欠けてしまうのではないかと思います。

メンバー全員、バンドにスイングに必要な、いい意味のだらし無さ、ゆるさ、リラックスがあり、心が踊ってる人達によって発せられる音を聴いてこちらも心が踊る。スイングの 醍醐味、素晴らしさを感じさせられた。


ウエストコースト在住のKennyはNew Yorkでだいぶ前に1度観た事あって、ずっと覚えてました。
R&Bテイストのシンガーのジャズという感じ。記憶通りのとても柔らかいリラックスした歌で気持ちよかった。

まだ何本かライブあるみたいなので、興味あれば是非おすすめしたいです! 

Bohemian Rhapsody

あまりに強烈、壮絶だった。涙が止まらない。

So Original, Unique, Melodias, Memorable, Passioneate, Grief, Joy....


魂の叫び、人生、真実の言葉だけをメロディにのせて発する、やっぱり、数少ない選ばれた人間なんだ、信じられないような重いストーリーを背負わされた。

自分の人生の中にも登場した何人かの、そんな魂を歌うシンガーが重なった。彼らとのやりとりもまるで映画のワンシーン、ワンシーンの様に鮮明に残ってる。

 

Paris 1

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かなり時間もたってしまってそろそろ忘れる、いや忘れはしないけど書きます。

前回パリに行ったのは今から10年以上、もう10年も経ってしまっていた、、、、

友人で、自分もバンドに参加していたシンガーのJose Jamesが世界的に有名になる前、まだデビューアルバムも発表になる前、ロンドンで行われたinternational jazz competitionのファイナルに進出する、という事で、その応援に行き、ついでに寄った以来でした。

後で当時の日記もアップしてみようかと思いますが、やっぱりニューヨークに2年程住んだ時に観て感じたパリと、ニューヨークで10年生活し、日本に戻り3年半経った今、再び観たパリ、は同じ街であり、全く違っていた。

ニューヨークから見たパリは別世界、異国だったのに対し、日本から見たパリは、“あ、こんなにニューヨークに似ていて、まるでニューヨークの親戚みたいところだったのか、、、” という印象でした。

同じ場所でも人よって感じ方は千差万別だろうし、人も絶えず変わっていく。街も多少なりとも変化し続ける。そういった意味では、正に今の自分にしか感じれないパリを観た気がしました。

人でも場所でもそうかもしれないけど、出会いのタイミング、という面白さを感じました。

つづく、

忘れた頃に

スポーツもそうなんじゃないかと思うけど、ジャズでも最近練習した内容が出てくるより、だいぶ昔に身体に叩き込んだものが、忘れた頃に自然に出てくるのが理想的かなと思う。

昔、ミルコクロコップという格闘家が「何千回、という気の遠くなるような反復練習をしたものしか試合では出てこない」と言ってたのを思いだす。

最近、曲のオリジナルテンポで演奏されるバンド(当たり前の状況だけど)の中で、そこからモジュレーションされた違う拍子を基にしたクロスリズムのフレーズが自然に出てきた。
多分そういう時はシンプルな歌のように鳴るのではかと思う。

 

 

きびしいとき

時には辛い事、気持ちの良くない事、あまり見たくない、聞きたくない事など、理不尽な事、言いたい事がある時もある。

吐き出すのは簡単だけど、

そんな時は、気がつくと格闘技の試合のビデオを観ている。
どれだけトップクラスの選手達の心が強いか、言い訳もせずに戦ってきた姿勢など、試合からメッセージとして、伝わってくるような、教えてくれるような気がする。
上に上に行く人達こそ耐えて来た苦しみも多いのは間違いないだろう。

そしてそこから、またジャズの凄い音を聴いて、やっぱり同じような心の強さ、優しさ、大人さ、など感じさせられる。そして自分の弱さ、幼さ、小ささ、教えられる。でも何故か突き放される感じはしないな。

今よりちょっときでも強い人間に、強い音出せるように、、、



 
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