ジャズピアニスト Nori OchiaiのBlog

音楽、その他を通して日々感じる事や活動状況。

2021年10月

The Things We did Last Summer

試合後のリング

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試合後のリング上の勝者と敗者。

勝って雄叫びをあげる勝者と、ぐったりうなだれる敗者。

人生が変わるかもしれないその瞬間に全てを賭けて戦った両者には家族や支えてくれてきたチームの仲間もいて、お互い自分の為だけに戦っているのではないのかもしれない、と思う。そんな真逆だったり、複雑で割り切れない様々な感情が狭いリング上でぐちゃぐちゃに交錯してしまっている。

これ以上無く残酷でリアル、本当に人生の縮図みたい。大抵は、うなだれる様な辛いことの方が圧倒的に多く、光が当たるのはほんの一瞬なのかもしれないけど、それでも、というより、だからこそなのか、その一瞬のために戦う事がとても美しく見えるのかな。

観ていて、単にどちらかの選手のために嬉しくなったり、辛くなったりもできない気持ちになる事も多いけど、そんな試合だった。ただただ素晴らしい戦いをありがとう!

え、いきなり台本が出てきた!/ ジャズをより楽しむために

繰り返しにはなるけど結局

地味な基礎的な事を2、3年集中してまずやっつけて、その後の20年、30年どんどん可能性を広げれば、楽しさの質もどんどんどんどん変わっていく。そういう楽しみ方をするのか、

反対に基礎はやらず、永遠にジャズには近付かない練習、努力に長い年月を費やし、エネルギーを投入するのか、

前者になりたいのに、つもりなのに後者だとしたら、時間も勿体ないし残念です。

言語を、カナやアルファベットのマスターを避けて習得しようとする、限界の見えた努力って、プロフェッショナルなレベルを目指しているのだとしたら、どうなんだろう?

何故やらないのか

以前にも書いたバランスについてhttp://noriochiai.blog.jp/archives/85477213.html
の続きです。

シンガーの方達にレッスンをさせてもらってきて、コツコツとやればジャズのリズムの基礎を習得できる課題を提示はするのだけど、ストレートに言うと真剣にやる人はホントに少ないです。

リズムの基礎というのは、あくまで自分の個人的意見にはなってしまうけど、特別な才能の有無に関係無く誰でも身に付けられるものだと思います。

特別の才能は必要無いけど唯一必要な物は、

真剣さと根気!

ではないか、と思う。
ただ実際に多くの人が持ってない?持つ気がない?ように見えてしまって勿体無いな、と思います。もしジャズ始めた頃の自分だったら、有り難くてびっくり、涎でも出てしまうのではないかと思うけど、そんな価値は感じてもらえないし、有難さは感じないから

やらない、

のかなと思います。



もしお金持ちになりたとしたら、目の前に大金があれば掴むのではないでしょうか。さらにそれを自分に投資すれば何倍もの価値になる。でもそうしないのは何故か?それはお金が見えないか、価値が分からないからではないでしょうか。

お金が見えない、価値を分からない、手に取る気が無ければ絶対にお金持ちにはならならい、のは当然ですが、それと全く同じ様に思えます。


大切な基礎のトレーニングはそっちのけだけど、ジャムセッションや場合によっては、お金までとって人前で歌ったりする事には夢中。適当に褒めてくれる"いい人?"は何処にでもいるだろうし、気分良く楽しいのかもしれないけど、それは言語で言えばでたらめのまま、とにかく人と喋ってるだけの極端にバランスが偏った状態で、完全自己満足でいいなら問題無いけど、プロフェッショナルなところを目指すというなら、それを10年、50年やり続けても永遠に辿り着かない事は明らかです。

その姿勢こそが素人とプロの決定的な違いではないかと思います。


ところで、先日共演させていただいたシンガーが、こんな毒ばかり吐いてる、と思われているブログを読んで、ミュージシャン魂を感じてくれたり、支えにしてくださっている、と言ってくださり、圧倒的少数派ではあるとは思いますが有難かったです。懲りずに細々と続けようと思います。

ちなみにジャズシンガーブログの最終回は動画で大分前に撮ってあるのですが、その手前を仕上げて一区切り付けたいと思ってます。もう少しお待ち下さい。


 

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メンタリスト DaiGoさんの失言について / 人の命、ペットの命

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基本的に暑いのは苦手だけど、このくらいの肌寒さは、2004年の秋にニューヨーク移住の下見で1ヶ月程滞在した時に肌で感じた緊張感、ドキドキ感、人生で2度と訪れる事の無いその時の気持ちを思い出させてくれて、一番好き。
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