日本ではポリリズムという事が多いと思いますが、
クロスリズムのマスター、Ari Hoenigが一人でブルースをやってます。

12小節のブルースで左手でメロディをプレイし続けて、右手、両足でクロスリズム をプレイしてますが、
右手のテンポは、1/2倍, 2/3倍, 3/4倍, 1倍, 3/2倍, 2倍とコーラス毎に速くなって行きます。
そのクロスリズム上のオリジナルと違って聴こえる速さ?(うまい言い方が分からない)を一泊とした4ビートを演奏して聴こえるように右手ライドシンバル、左足ハイハットをプレイしてる。つまり、1/2倍, 2/3倍, 3/4倍, 1倍, 3/2倍, 2倍のテンポの4ビートが同時に聴こえるようになってます。

最初は頭も使って考えないとなかなか理解しにくいし、ちょっと気持ち悪くもなってしまうけど、少し慣れて 頭で考えないでスゥーっとリズムが入ってくるようなのがいい聴き方なのかな、と思います。

それにしても狂ってるというか、世間一般からみたらほとんどどうでもいいような事だけど、凄いな。