高校の同級生で江尻南美さんというドイツ在住のクラシックのピアニストがいるけど、最近Facebookのファンページを見つけて、動画で演奏を聴かせてもらいました。

すばらしかった、、、

何度も何度も繰り返し聴かずにいられなかった。涙がこぼれてきた。


クラシックの常識、習慣とか、全然知らないし、もしかしたらあまり正統的でない、という批評などもあり得るのかもしれないけど、でもとても個性的だな、と思わされた。

自信が伝わって来る。演奏する喜びも伝わって来る。


かなり大胆な間の取り方。(といっても普通がどうだか分からないから、ただそう感じるだけだけど)
いったい何が起こるのだろう?とドキドキしながら集中させられる。

自信というのは、自分の能力に対する自信とかではなく、イメージが鮮明に明確に見えてる、という自信かな。鮮明に見えていて確信していて迷いがない、あやふやさがないから、そこに自信を感じさせられるのだと思う。いくら音色や歌い回しを真似ても、やっぱり自分で見えてないとだめなんだろうな、と思う。

そして、自分が作品になりきって自由に呼吸をしているような喜びを感じさせられた。まるで、絵本の中の小鳥に命が宿って自由に羽ばたいていくような感じかな。

まぁクラシック音楽の譜面というのは大昔に書かれた活字のようなもので、それに魂を宿すのが演奏家の仕事なんだろうけど。


ジャズでも、アドリブなのに、表面的には沢山サプライズもあるのに、まるでスリリングに感じさせられないもあるし、表面的には何も変わった事なかったり、書き譜に近いようなものでも、とてもスリリングに感じさせられるものもある、と思う。
クラシックは100パーセント台本があるのにもかかわらず、こうやってスリリングに新鮮に聴こえるわけだから、やっぱり表面の部分より、いかに内面が大事か、という事も改めて感じさせられた。



多分、ジャズの勉強しにNYに行く前はこうゆう事あまり感じなかったと思う。

全然違う音楽だけど、ジャズの世界の最高のものを沢山見て感じてきて、それを頼りに、違う世界の共通の匂いを醸し出すものも嗅覚だけを頼りに、昔よりは感じれる事はとても有り難いし、改めて自分を多少なり成長させてくれているジャズに感謝したいな、と思う。