久しぶりに見たけど、やっぱり凄いな。

音楽は美しいな、と思わずありきたりの言葉が浮かんでしまうけど、本気でそう思わされてしまう。音が鳴った瞬間から、パーっ、と一気に空気が変わり、崇高な空間になってしまって、現実の世界とは違うスピードの時間が流れてしまっている。


ハービーのMCがすでにイントロというか曲の一部みたい。
「僕らが今日ここに集まったのは、お金のためじゃないんだ。みんな一つの目的のために集まったんだ。それはアントニオ・カルロス・ジョビンの音楽への愛なんだ。僕もだよ。今日みんなにその愛を聴いてもらうよ。」

大人なテンポ、フレーズとフレーズの空間が大きくてドキドキさせられ、言葉がとても強く突き刺さってくる。合間のピアノのフレーズも言葉に対する返答というか、言葉そのものみたい。まるで部屋の中の小鳥が、聞いた言葉の意味を理解しながら静かに飛び回ってでもいるような感じする。

10年後には、もっともっと色々聴こえるようになっていれたらいいな。