先日演奏させていただいた上尾プラス・イレブンは素晴らしいお店だった。

オーナーやスタッフの皆さんの音やフード、ドリンク、空間、すべてに対するこだわりや愛情、お客さんやミュージシャンをとても大事にしてくれる温かさが伝わってきて、いい音楽をやるための条件が全て揃っているようでした。自然にその空間に身を任せると、勝手にいいものができる様な気持ちにさせられた。

お客さんも、その空気を感じて、いいものを聴ける、という予感、期待を持ってくれてるように見えました。 演奏するこちらの方も勿論同じ空気を感じていて、いいものができる、と思わされる。その温かくも真剣勝負の空気に包まれたまま最後まで演奏できました。

ボーカルのゆりっぺこと長島百合子さんとは2度目の共演で、デュオは初めてでしたが、その空気にも助けられて予想を上回るものができたと思います。

演奏後、お客さん、お店、ゆりっぺ、みんな楽しい顔になっていて気持ちよかった。 音楽もやっぱり実際に音を出して演奏する人間の力だけではいいものができない、という事を改めて強く思わされました。