若いA君のバイトの話を聞いて、上に立つ人間について考えさせられた。

例えばA君がB君と重い箱を運んでいると、実際はB君の能力が著しく劣るために、表面的には2人で力を合わせているように見えても、9割くらいはA君の技術と力で運んでいるらしい。

鋭い目を持たない上司は、「2人ともよくやってるな、なかなかいいチームワークだ」と、何も気がつかなく、微笑みねぎらいの言葉をかける。A君がバカバカしくなってしまうのは当然だろう。上司に対して「B君は殆ど箱に触ってるようなもので、実際に大部分の仕事をしているのは僕ですよ」なんて説明するのも嫌だろう。

ただ、ここでA君は腐ったり手を抜いてはいけないと思う。仕事に対する誠意がなくなったり、手を抜く癖をつけてはいけないし、どこかでちゃんと見てくれる人もいるだろうし、本人のためにもしっかりやるべきだと思う。

上司も悪気は全く無いけど、ただ物を見る鋭い目、センスが欠けているだけ。

ただ、最終的には、ちゃんと仕事を評価してくれる人の下で働くのがいいと思う。ちゃんと評価してくれる人の下ではやりがいもあるし、給料にも反映されてより実力も伸びるものなのだろうと思う。
必然的にいい上司の下にいい部下が集まる事も多いのかな。

バンドでもリーダーが音楽的な力が一番強いとは限らないし、どんな世界でも、必ずしも上に立つ人間の能力が高いとは限らないところが、やっかいなのかも。