yosuke sato
今日は佐藤洋祐さんの講演会、トーク&ライブに参加させていただきましたが、

やっぱり改めて洋祐さんは凄かったし、その場に参加させていただき、貴重な体験させていただき幸運でした。ためになる面白い話も満載で、ミュージシャンとしてだけでなく、ど素人としての自分もとても楽しまさせていただきました。


あまり活字にするとださくなってしまうので、偉そうに能書きたれたくないですが、凄いな、素敵だな、と感じさせられた事をちょっとだけ伝えさせてください。
 
何が凄いって、色々あるだろうけど、やっぱり一番はジャズスピリッツ、マインドなんだと思いました。
日本にも楽器がめちゃくちゃ上手い人は沢山いると思うけど、周りの人間をジャズな気持ちに無理やりにでもしちゃうくらいの、そんなパワーを持った人はかなり少ないんじゃないかと思います。どんなに技術があっても上手くても、やっぱりそこがないとなかなかジャズになりにくいのではないかと思います。やっぱり表面やスタイル、形式的なものでなく、マインドとか内面が大事なのかな。

ジャズを聴くってそんな難しことじゃない、知識とか関係ない、楽しいかどうか、やっぱりシンプルなエンターテイメントなんだ、歌なんだなって思わせてくれる気がしました。


洋祐さんが元々そういう物を持っていたのか、ニューヨークで得たのか、分からないけど、 まぁ多分両方なのかな、と思いますけど、それは音で感じたいから、あえて聞かないですけど。まぁもしかしたらご本人も分からないかもしれないですね。

素晴らしいスタープレイヤーなのに、主役でいながら同時にまるで最高の脇役のようにメンバーをsupportiveに盛り上げる、 チームプレーも凄く、そういうところも正に僕がニューヨークのベテランミュージシャンから感じさせらたところと共通していて、思いだされました。

洋祐さんのお話や参加者からの質問でも、運があったとか、引き寄せるとか、という話があったけど、やっぱり運があったとか、ラッキーとかというより、実力、才能ある人のところに運が追いかけてくるものなのかな、とも感じさせられました。運も実力のうち、とかいう言葉もあるけど。

『グラミー賞には感謝してるし、ありがたいけど、そのために音楽やってきたわけじゃないし、ある意味どうでもいい』みたいな話もとても共感させられました。


洋祐さんのように本物のジャズスピリッツを持った人が、日本でそれを惜しげもなくシェアしてくれる、広めてくれる、というのはとても有り難い事で、より多くの人に彼の音楽、ジャズの気分を味わって欲しいと感じました。