様々なドラマ、ストーリー、バックボーン、歴史を背負った人間同士が、リング上で相対する。
試合時間がわずか6分くらいだとすると、約1日の1/240、1年の87,600 , 80年生きるとしたら、人生のたった1/7,008,000, たった約1/700万だけ交わる、すれ違うのか、、、 そこでもの凄い化学反応が起こる。
このたった一瞬、だけど恐ろしく密度の濃い一瞬のためにどれだけの事を犠牲にしてきたのか、どれだけ泣いてきたのか、どれだけ戦ってきたのか。
超一流のファイター達が入場しただけで、お腹いっぱいになるし、涙が止まらない、、、
音楽でも、他の世界にも似たような事を感じるけれど、そういう超一流の人間が登場すると、会場の空気が一気に変わってしまう、何か神聖な空気になる。それを見守る多くの人間達が同じように感じて、空気を変えてしまうのだろうか。そして期待感で会場が破裂しそうになる。その時点でもう両者勝者で戦わなくていい、とさせ感じさせられてしまう。こういうところはテレビでは絶対に感じられない、その場の空気だけが教えてくれるのだと思う。
そして、本当に命がけで苦しみ抜いてきた人間にしか魅せる事のできない、安堵も混ざった勝利の笑顔。
本物のアートで、涙無しに見れないな。
今日も素晴らしい感動をありがとう!!!