コメントの中にプロ、アマチュアなどの言葉がありました。
他にも言ってるミュージシャンもいますが、アメリカではプロ、アマチュアって言葉での区別があまり無いです。全く無い事はないですが。その代わりにFull time musician(専業)、Part time musican(兼業)とよく言います。 これについては別の機会にしますが、やっぱり自分も日本帰って来てから、プロ、アマチュアという言葉にかなり違和感は感じてました。でも時には必要な言葉でしょうし、少しずつは慣れてきました。
プロか、アマか? そういうシンガー、ミュージシャンはプロかアマか?
と考えるには、まず当たり前ですが定義が必要かと思います。
多分どなたもまず考えると思われる2つの要素は、
1、実力的なこと
2、経済的なこと
だと思います。
では、1の実力、上手いか下手か?それはいったい誰がどのくらいの基準で決めるの?ボクシングならプロライセンスとかあるけど、って話になると思います。ましてやアートはスポーツのようにはっきり勝負、数字で表せなく、全く分からない人に「テイスト、好みの問題だよ」という一言で片付けられてしまう事もあるでしょう。
2の経済的な事はもっと分かりやすいかと思います。演奏の収入、歌う収入だけで生活できるのかどうか。
自分の事で言えば、幸運にも何とか細々とながら演奏だけで成り立っているとは言えると思います。
では、実力はどうなの?と言われたら分からない(威張るところではないですが)。
それこそブログのタイトルになっているけど(笑)ジャズピアニストなんて言っていいのか、と言われれば、当然まだまだです、という気持ちは無いわけないです、、、
でも凄くゆるいところから見れば、立派なジャズでしょう、という意見もある”かも”しれない。
演奏後に彼(彼女)に、「今日はピアノとベースは1曲もソロ回ってきませんでしたね」と言ったっら、ハッとして「すみません」と言ってたので、気付いてすらいなかったと思います。
ジャズって、瞬間瞬間で聴き合い反応し合いながら作っていく音楽で、かなりのコミューニケションセンスが問われると思いますが、その音楽的状況というのは、ちょっと日常に例えてA,B,Cさんの3人でお茶しに行ったとしたら、シンガーのAさんは、Bさんと1時間話し続けたけど、その間Cさんの顔を一度たりとも見た事は無かったし、話を振ることも無かった、そしてその事すら気付かなかった、くらいのレベルのコミュニケーションセンスだと思えます。何か意思があればある意味何やってもいいと思います。わざと無視したくて無視するとか、意地悪したくて意地悪なら、意思のあるコミュニケーションで音楽になるかもしれないと思います。「あなたの音が嫌いだからソロは聴きたくなかったの」という様な意思があっての事だったら、それの方がよっぽど素晴らしいし尊重したいと思わされます。でも無視する自覚無しに無視”しちゃってる”とかは音楽にならないのではないかと思います。
ソロを回せばコミュニケーション、という訳じゃないですが、そんな事さえ適当で、もっと深い部分のインタープレイなどあり得ないですよね。またそういう人がジャズの最低限のリズム、フィーリングだけは身に付けている、という事もまずあり得ないのではないか、と思います。残念ですがジャズ歌うのに基本的な大事な物は何も無いかもしれないです。その状態で「心込めて歌います!」と言って届くなら誰も真面目にやる意味はないでしょうし、逆に心さえ込めれば何でも良くなってしまいますね。でも、”心を込める”って、どんな世界においても、基本的な努力、勉強などしないで、そんなに簡単にできてしまう事では無いような気がします。
改めて「その方はプロの方なのでしょうか?」というコメントに対してですが、彼女がプロフェッショナルなジャズシンガーか、それとは程遠い素人カラオケシンガーの方かは、自由に感じていただけたら、と思います。
他にも言ってるミュージシャンもいますが、アメリカではプロ、アマチュアって言葉での区別があまり無いです。全く無い事はないですが。その代わりにFull time musician(専業)、Part time musican(兼業)とよく言います。 これについては別の機会にしますが、やっぱり自分も日本帰って来てから、プロ、アマチュアという言葉にかなり違和感は感じてました。でも時には必要な言葉でしょうし、少しずつは慣れてきました。
プロか、アマか? そういうシンガー、ミュージシャンはプロかアマか?
と考えるには、まず当たり前ですが定義が必要かと思います。
多分どなたもまず考えると思われる2つの要素は、
1、実力的なこと
2、経済的なこと
だと思います。
では、1の実力、上手いか下手か?それはいったい誰がどのくらいの基準で決めるの?ボクシングならプロライセンスとかあるけど、って話になると思います。ましてやアートはスポーツのようにはっきり勝負、数字で表せなく、全く分からない人に「テイスト、好みの問題だよ」という一言で片付けられてしまう事もあるでしょう。
2の経済的な事はもっと分かりやすいかと思います。演奏の収入、歌う収入だけで生活できるのかどうか。
自分の事で言えば、幸運にも何とか細々とながら演奏だけで成り立っているとは言えると思います。
では、実力はどうなの?と言われたら分からない(威張るところではないですが)。
それこそブログのタイトルになっているけど(笑)ジャズピアニストなんて言っていいのか、と言われれば、当然まだまだです、という気持ちは無いわけないです、、、
でも凄くゆるいところから見れば、立派なジャズでしょう、という意見もある”かも”しれない。
演奏後に彼(彼女)に、「今日はピアノとベースは1曲もソロ回ってきませんでしたね」と言ったっら、ハッとして「すみません」と言ってたので、気付いてすらいなかったと思います。
ジャズって、瞬間瞬間で聴き合い反応し合いながら作っていく音楽で、かなりのコミューニケションセンスが問われると思いますが、その音楽的状況というのは、ちょっと日常に例えてA,B,Cさんの3人でお茶しに行ったとしたら、シンガーのAさんは、Bさんと1時間話し続けたけど、その間Cさんの顔を一度たりとも見た事は無かったし、話を振ることも無かった、そしてその事すら気付かなかった、くらいのレベルのコミュニケーションセンスだと思えます。何か意思があればある意味何やってもいいと思います。わざと無視したくて無視するとか、意地悪したくて意地悪なら、意思のあるコミュニケーションで音楽になるかもしれないと思います。「あなたの音が嫌いだからソロは聴きたくなかったの」という様な意思があっての事だったら、それの方がよっぽど素晴らしいし尊重したいと思わされます。でも無視する自覚無しに無視”しちゃってる”とかは音楽にならないのではないかと思います。
ソロを回せばコミュニケーション、という訳じゃないですが、そんな事さえ適当で、もっと深い部分のインタープレイなどあり得ないですよね。またそういう人がジャズの最低限のリズム、フィーリングだけは身に付けている、という事もまずあり得ないのではないか、と思います。残念ですがジャズ歌うのに基本的な大事な物は何も無いかもしれないです。その状態で「心込めて歌います!」と言って届くなら誰も真面目にやる意味はないでしょうし、逆に心さえ込めれば何でも良くなってしまいますね。でも、”心を込める”って、どんな世界においても、基本的な努力、勉強などしないで、そんなに簡単にできてしまう事では無いような気がします。
改めて「その方はプロの方なのでしょうか?」というコメントに対してですが、彼女がプロフェッショナルなジャズシンガーか、それとは程遠い素人カラオケシンガーの方かは、自由に感じていただけたら、と思います。
では、素人だという事に何か問題あるのか?アマチュアって悪い事なのか?て話になるかもしれませんが、そんなわけも無いと思います。
続く、
続く、