Jun Saito special
今日のJun Saito Special Unitは楽しかった、面白かった!
台湾出身でNY在住のMacy Chen(vocal)とは2年半ぶりくらいの再会、共演でした。
やっぱりNYで一緒だったドラムのJunさんにお声かけていただいての貴重な経験でした。
ちょっと忘れかけてた、色々なシンガーとのジャズ感覚思い出させてくれたなぁ。


物凄いダイナミクスレンジ、ピアニシッモからフォルテッシモ、しゃがみこんで消えちゃいそうだったり、飛び跳ねちゃいそうだったり。音も見た目も。ホント表情豊かで強い。

ニューヨークのエネルギーと勢い。

歌に誘導されてバンドのダイナミクスレンジもどんどん自然に広がった。

リハや打ち合わせはあっても、その通りいくのか、いかないのか、ホントやってみないと分からない。
ちょっとでも油断すると置いてかれる。ただ適当なのではなく、ちゃんと瞬間瞬間のインスピレーションによって、型破られる、裏切られるの分かるから、説得力あって納得もいく、というかめちゃくちゃ楽しい。

イントロも誰が始めるのか。日本だと当たり前のように、どの曲もただ何となくピアノの方見てカウント、なんて光景めずらしくないけど、全然違った。歌で楽器のパート歌い出し、イントロが始まり、それにメンバーがフェードインして自然にイントロになったり、バラードでのスキャットとか、ストレートに歌っていきなりそのままエンディングとか、スキャットで3コーラスくらいいったりとか、とにかく色々変な常識にとらわれず、何が起こるか分からない、ドキドキの連続、常に油断も隙もなかった。

バンドのコントロールも最高だった。何処に行くのか、何をさせたいのか、意思表示が強く明確だから、何も考えないでもやるべき事が分かる、分からされるし、それでいてメンバーの音もよく聴いてくれていて、何か提示したらそれに対するレスポンスも必ずある。

強い自己主張があった上でのサポートやアンサンブル、それがやっぱりアメリカのジャズなんだ。

言葉も凄く自然に強く伝わってきた、体に入ってきた。自由に歌詞変えちゃって遊んだりとかもあって、自然に相の手叫んだりもさせられてた、会話、ストーリーに参加させられてた(笑)。

自分も楽器弾いてること忘れたい、オーディエンスにも忘れさせたい、とか思う事あるけど、
今日のMacyはホント歌ってるといより、伝えてる、表現してる、といった感じだった。

そして何より、そんな彼女を、豊富な経験に裏付けられ深くJazz languageを理解されてるJunさんと、彼の信頼するベースの古谷さんがより一段と魅力的に響かせていたのだと思いました。

インストルメンタルで変拍子の曲を途中拍子も自由に変えながら、好き勝手やって、ベース、ドラムソロも一段落、そろそろテーマ弾くか、と思ったら、気が付いたらMacyが勝手に歌で入ってきてラストテーマ、エンディングまで持ってかれてしまった。こんな事はなかなか無いな。ラストテーマ弾けなかったけど嬉しかったなぁ!!!

正に、ジャズスピリッツ、ジャズマインドの塊。
こういう感覚、NYではヴォーカリストとのギグでも全然珍しくなかった。
昔Jose Jamesとジャズやってた頃の事も思い出しましたよ。
スゲー! かっこいい!!!

9/24に吉祥寺SOMETIMEでもう一度あるので、是非多くの人に、観ていただきたいです!
ジャズって楽しいって感じてもらえると思います。