数日前、日中ちょっと嫌な違和感を腰に感じ、それがだんだん痛みに、強さも加速していく。仕事後、都内で用事を済ませ車へ戻ろうと、


片側2車線、両側4車線の道路の横断歩道、倒れないで渡り切る自信無く怖くなかなか渡れない。どうしようもなく意を決し何とかギリギリ渡った。車乗り込もうにも激痛が襲い、手で壁をよじ登る様に車の屋根、壁にへばり付く、はり付く、


ドア開け乗り込みエンジンかけるまで10分はかかった。自宅そばの駐車場に着き、降りて荷物全部持ってドアロックまで10分では無理だった。20分位はかかったのではないか。乗り込むシートはあんなに遠い、高かったのか、、、


歩ってた最中何度も倒れそうに。ギリギリ片膝付いて踏みとどまる。腰下ろすのも痛すぎ怖くなかなかできない。夜の繁華街、10メートル先にはヤクザっぽい人が苦しみながら嘔吐している。その状態で戦ったらどっちが勝つのだろうか。


いや、お互い種類は違っても激しい苦しみと戦っているという意味では仲間、戦友の様に感じさせられた。あのレベルの激痛は途方も無い孤独感にも支配されたけど、そばで頑張っている人間の姿にほんの少しだけ、自分1人ではない、と思わされた。


何とか帰宅するも、家の中で夜中に思わず悲鳴をあげてしまう。そのゾーンに姿勢が近付くと10倍、100倍と痛みのメーターの針が急激に加速し駆け上り戻れなくなる、もうブレーキが効かない感じでホント恐ろしかった。車のタコメーターが一瞬で一気に東京タワーくらいの高さまで跳ね上がってしまう感じ。痛みが想像超えてた。腰の筋肉を思いっきり雑巾みたいに絞られてちぎられるようだった。

今までに人生で悲鳴などあげた事なんかあっただろうか?

子供の頃手術の傷口が化膿し、麻酔無しで傷口をこじ開けられた時と同じか、それ以上の痛み。あの時は悲鳴では無く、泣き叫んだけれど。


何とか痛みを感じ無い角度姿勢を見つけ23時間寝るも、トイレへも移動できずに仕方なく人生初の救急車のお世話に。


今までヘルニアもやったし、慢性的な腰痛持っていてぎっくり腰なんか何十回も経験しているけど、いつも自分でマッサージやストレッチして何とかして来たし、完全に動けなくなるなんて考えもしなかった。


何十年の腰痛経験があり、いつも大丈夫、慣れてるから、と思ってたけど、本物の腰痛初めて経験。


思わず「すみません、腰痛舐めてました」という、もう10年以上昔、PRIDEで活躍した滝本誠選手の、「すみません、総合格闘技舐めてました」というセリフの総合格闘技腰痛に置き換えた言葉が頭によぎってしまった。


過信というのものは無いと思っても、どこに潜んでいるか分からないな、、、