「こんなご時世ですが、足を運んでいただけると嬉しいです! 」


こんな、何も知らない分からない人にとってはまるでプロのシンガーの様にも見えてしまうような告知をする素人のシンガーの方達の投稿が、ここ数ヶ月、コロナ禍だからなのか、より目立つような気がしました。


変な言い方にはなるけれど、あまり知られてないお店などはまだしも、老舗と言われる様な所までも、あからさまに素人の方が出演している事が珍しくも何ともなくなってしまっている事は、かなりやばい、相当やばいな、と思わざるを得ないです。


ちなみにここで自分が言う素人というのは、小学校の音楽の授業程度のレベルの事が身体で分かってない、理解できない、把握できないレベル、ミュージシャンとコミュニケーションや会話ができないような人の事です。音楽的な、ジャズ的な、の様な高度な話ではないです。


勿論、本当の意味でのプロのジャズシンガーとなれば当たり前だけどジャズに聴こえるシンガーという事にはなってしまい、ネイティブ、もしくはネイティブに近いEnglish Speakerみたいな感じにもなり、確かにそれはとても難しく、日本には殆どいない、という話にもなってしまうのが実際のところだとは思いますが、自分がこのブログで話しているのは大抵はもっと低い次元の話です。


そして、「ここ最近(10年位)、素人の方の伴奏の仕事が増えました」と仰るベテランのミュージシャンの方も増えてるみたいで、それは簡単に否定できる事ではないのかもしれないけど、おかしな事になってるのは間違いないように思わされます。


一体全体どこに向かって、どんな偉い人に言うべきか、などバカな自分には分からないけれど、おかしな状況ではあるし、良くなって欲しい、いきたい、とだけは感じさせられるし、言うだけは言えるから、とりあえず言ってます、、、


おやすみなさい!