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先日RIZIN.35で引退試合をTKO勝利で飾った高阪選手のリング上での試合後のコメントの中で
「ミルコ、ハント、ノゲイラ、、、、今まで自分をぶちのめしてくれて強くしてくれた全てのバケモノ達、本当にありがとう!」 という内容の言葉がとても印象に残りました。

引退する52歳高阪剛選手と、半分の年齢でデビュー戦の上田幹雄選手が交わって、高阪選手がTKO勝利する、という化学反応が起きてしまう。

神様がいるかどうか分からないし、特に信じるわけでもないけど、戦いの神様がいるのかな、と感じずにはいられないドラマでした。決して楽な道でも、与えられたスター街道も無かったと思うけど、常に腐らず地道に前に進み続けてきた漢にこんな凄いエンディングが待っているとは、思わず目頭が熱くなってしまう。



いつも感じるけど、やってる事全然違うけど、ホントにジャズと同じ共通する事も多い。

今まで共演させていただいてきた素晴らしいアーティスト達が自分に刺激を与えてくれて、成長させてくれて、今の自分を作ってくれていますが、また自分が共演する人達もやっぱり同じように共演者が影響を与えてくれてるのだと思います。

そう考えると、共演者の共演者もまた間接的に自分に影響を与えてくれているので、彼らにも感謝しないといけないと思います。

これは音楽の共演者に限らず、実社会でも同じかもしれないです。

間接的に影響与えてくれている人達の中には、直接の関係ならあまり相性が良くなかったり、苦手だったりする事もお互いにあるかもしれないですが、そういう人達にも、どこまで感謝できるかが、自分の人生での大きい課題の一つだと思います。


そんな事を考えさせてくれた高阪さんの言葉でした。
26年間お疲れさまでした。
素晴らしい闘いをありがとうございました!