ジャズピアニスト Nori OchiaiのBlog

音楽、その他を通して日々感じる事や活動状況。

音楽

9/14 鎌倉淳Quartet at 銀座No Bird

9:14 鎌倉淳Quartet
いよいよ今週の土曜日になりました。

アルトサックス鎌倉淳のカルテットですが、回を重ねるごとに、さらにさらに自由でエキサイティングなジャズになってきています。

楽器、音環境、料理、
居心地などすべてが最高の環境、そしてリーズナブルに楽しんでいただける銀座NoBirdで是非、鎌倉淳Quartetを味わってみてください!
よろしくお願いします! 

9/14
銀座No Bird 7:00pm
鎌倉 淳 Quartet
鎌倉 淳 alto sax   Nori Ochiai piano  高木遊馬bass   Jun Saito drums 
http://no-bird.com



Paul Tortelier 公開レッスンを観て感じた


最近彼の言葉をYouTubeで話したので、これもちょっと観みてた。大昔クラシック勉強してた時に見たことあるものが出てきたけど、今はずっと意味が良く分かる。当時分からないで耳にしてた自分も良く思い出せる。

クラシックの公開レッスンと言われる物だけど、内容はまるでメンタルトレーニングみたいだ。トルトリエの言ってる事のほどんど全てが、まるで「崖から思い切りジャンプしてみろ」と言ってるように聞こえてしまう。技術だけなら、そこにいる生徒達も殆ど変わらないものを持っていたりするのだと思う。

だけれども、技術はあってもホントに崖から飛び降りることができるのは限られた人で、それが真のアーティストなのかもしれない。常識人からみたら、ホントにいかれてるし、ヤバイ奴ら、(リスペクト込め)ホントのバカ。芸術家って、やっぱりそんな人達なのかもしれない、、、 

Paul Tortelier(ポール・トルトリエ)の言葉


技術が身に付けばつくほど、自分自身が映し出されてしまう。
その時に、自分が最低限のものを備えた恥ずかしくない人間でないとまずいかもしれない。

Ron Carter-The Shadow of Your Smile


ミュージシャンの友人に教えてもらい最近出会った音。

正直に言ってしまうと、自分はRon Carterの大ファンとは言えないかもしれないし、いつの演奏でも何でもとにかく神様みたいで好き、という訳ではないけど、時あるごとに、強烈に惹かれる。

自分の先生、ベースのDavid Williamsの先生。
Davidのかっこいいところに似てる、いやDavidが影響を受けてるのか、分からないけど。


このクリップ。ベースが、ベースがまずかっこいい。再生して、一瞬で、捕まれる。


Ahmad Jamalで知られるPoiciana Groveだ。



ベースの音が、リズムがかっこいい、生きてる。
ベースというパート自体が野生動物みたいに生き生きと自由に身体をクネクネさせながら、動き回ってる、そんな感じ。

そして、その動きの背後には、人としてとても2枚目な、クールな、知性、品格、教養、経験など全て兼ね備えた、カッコ良すぎる生き方をしてきたジェントルマンのキャラクラーを感じさせる様な、そんなイメージを強く持たされる。


ベースラインだけでも何かストーリー、ドラマを感じさせる。ベースが歌みたいだな。

ピアノのStephen Scott、この録音はかなり前みたいだから、若手だった頃なのかな。シンプルでとても繊細なタッチ、ロマンティック。自分のNY生活の最後の方に、ミュージシャン仲間から、彼が弁護士になるために、law schoolに通う、という話を聞いたけど、残念のような、でもこれから彼自身にとってもっと素晴らしいキャリア、人生があるなら、と本当に陰の陰ながら応援はさせていただいてます。

DrumsはLewis Nash、当たり前だけど、当たり前にそこに必要な音色、音 そして共演者、リスナーにとって、痒いところを全部面倒見てくれる、笑 そんな音。凄いミュージシャンって人間性なんだ、とそんな当たり前の事を改めていつも教えてくれるようなプレー。

みんな大人で、セクシー。

って自分が言ってしまう事自体偉そうだけど、でもそう感じさせられる。


そして、このThe Shadow of Your Smile という曲、
これはジャズを始めた頃に聴いた、衝撃受けたOscar Petersonのversion.
何故か自分から演奏する事は無いスタンダード曲だけど、でも好きな曲、強力なイメージを持たされてる曲。強力なイメージがあるから、気軽に弾こうという気にあまりならないのかもしれない、、、

何十年も前の演奏、しかもOscarはもうこの世にいないのに、、、
 
ジャズってやっぱり生き物みたいだな。




Jun Saito Special Unit featuring David Berkmanを吉祥寺Sometimeで観た。

 一言だけなら、凄い! もう少し言わせていただくと、とても自然で気持ちいいジャズだった。なんかニューヨークでジャズ聴いてる、そんな自然な感じ、やっぱりそんな感じだなぁ。勿論個々のメンバー素晴らしいかったけど、それ以上にバンドとして気持ちよかった。


よく演奏させてもらってる、brother, Junさんのドラムはいつも自分が一緒に演奏している時も素晴らしいけど、それ以上に、さらに素晴らしく聴こえた。レスポンスがとても音楽的、楽しんでる、味わってる、会話だなぁ。なるほど自分がJunさんのプレーを邪魔、というかあんな風に生かしきれてないんだな、と認識させてくれました。ちょっと申し訳なく、そしていつもありがとうございます、といった気持ちにさせられた。いつも調子にのってる自分を戒め、また少しだけ謙虚にもさせてもらえそうで、新たな目標も持たせていただけた気がしました。


David Berkmanはもう7, 8年ぶりくらい、NYで観た以来だったけど、タッチやフィーリング、テイスト、language, 全部か(笑),  やっぱり特別な感じがした。誤解を恐れず、いや少し恐れながら言うと、NYではとても自然、日本ではやっぱり特別な物として響く、聴こえる。もしかしたら人によってはそれを異質、違和感と感じてしまう場合もあるのかもしれないけど、間近でそういったプレーに触れられる、というのとてもありがたく、贅沢です。よく海外のバンドがやる大きなクラブなどでは中々そこまで感じるのは難しいかもしれない、とも思います。是非、より多くの方に味わってもらいたいな、と思いました。


終了後はDavidとアメリカや日本の事、音楽の話など、とても貴重なお話もさせていただけて有り難かったです。 素晴らしいライブ演奏は、ちょっと挫折感、と同時に勇気と目標も与えてくれる感じがします。

ありがとうございました!

凱旋4周年記念ライブ

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温かい皆さまの応援お陰でずっと記憶に残る特別な夜になりました。ありがとうございました。

まさか格闘家、佐竹雅昭さんが、いらしてくれるとは、、、、

打ち上げで佐竹さんとの格闘裏話、
格闘技大ファンだった子供の頃の憧れのステージのど真ん中にいた佐竹さんと、飲みながらこんなその当時の話できるなんて、タイムスリップというかなんという非現実な世界。

夢のような、こんな事あるんだ。
最高にうまいお酒だったなぁ!

こんな機会いただけたのも、ジャズに出会えたからなんだ。ここまで自分を育ててくれた、導いてくれたジャズにやっぱり感謝。

佐竹さんとも話したけどやっぱり基礎が一番大事なんだ。
また明日から地味な基礎トレーニング頑張る!

ありがとうございました。
押忍!

昨日のMJSMILE

2019.7.24 Tyler & Nori
最高に楽しかった!


店内はジャズ好き、音楽好きなお客さんで一杯で、温かいサポートと期待を熱心に注いでくださっていて、そしてやっぱりとてもサポーティブなお店、空気、空間に弾かされた気がしました。


演奏が、内容が、というのは当たり前だけど、やっぱりここの部分は大事だし、それが意味なければ、人前でのライブ演奏の意味はなくなってしまう。

そして沢山の音楽的サプライズ、、、キーや拍子、フォームもその場の思いつきで自由に変わっていったり、
サプライズ時の共演者、お客さん、それぞれの反応がまたリアルでとてもジャズだった。

ずっと心に残る最高の夜になりました。
心からありがとうございました!





 

Instagram

https://www.instagram.com/nori_ochiai_jazz/

twitterに続きinstagram. かなりの浦島状態で相当訳の分からない事になってる、、、けどとりあえず。 

7/24 MJSMILE Duo with Tyler Eaton

7:24 MJSMILE2

素敵なフライヤーを作っていただきました。

強力ベーシスト、Tyler Eatonと真剣勝負。
是非よろしくお願いします!

We'll have serious fun!!!
Come Join us!

Paris 6 (最終回)

今回の滞在は、誰も知り合いがいないにもかかわらず、毎日図々しく飛び入りさせてもらったけど、最後は、地下深いライブハウス、ファンクセッションと謳われる深夜セッションに突撃。

深夜のジャムセッションが始まるまではかなり時間があるにもかかわらず、かなりの人で溢れかえり、多分目測で50人くらいで普通に満席っぽいところに、その2、3倍くらいの人はいる感じで、周りの人の肩に触れずにカウンターまでドリンクを貰いにいくのは難しいような状態。ニューヨークで言えばSMALLSと似たような雰囲気を醸してる。

(日本の感覚では)大分待ってから、ホストバンドの演奏からスタート。
やっぱりプレーヤーもリスナー側も個性強い人間が集まってるのが簡単に伝わってきて、シンプルに気持ちいい。

自分はそこで演奏されている、みんなが知ってるファンクセッション曲を知っているわけでもないし、参加できるかどうかも分からないけど、ただ気持ち良く聴き楽しむ。

そして1時間半から2時間程経った頃だろうか、 


英語で何か大声で話してる黒人のおじさんがいた。そして次の参加者が直ぐには揃わない様子。
そこで、「キーボード奏者はいるの?」と聞いてみた。
 「探してるんだけど」
「俺が弾いてもいいかな?」


すると答えるより先に、
「おーい、ここにいるぞ!」
とホストに叫んでる 笑


そこから、キーボードの場所まで人を掻き分けながら移動し、半身の体勢でキーボードと最前列のリスナーとの隙間をすり抜けて、なんとか座る。

会場にアジア人は自分一人。明らかに何だろう?という物珍しそうな視線、空気。こんな時は、「まぁ、観てなよ、お前ら今まで一度も見た事ないもの見せてやるから」といった矢沢的、挑戦態度がいいかもしれない。


ホストが、
Maceo Parkerの何とかっていう曲だけど、知ってるか?」
「知らないけど」
 「シンプルな曲だから〜」
「参加者が多いから、ソロはあまり長くなくね」
「(話半分に)分かりました」

多分そんな複雑なコード進行でもないだろうし、いざとなれは自分のソロフォームは勝手に一発だ(ワンコード)、同じ黒人音楽だし、Maceo ParkerもCharie Parkerも対して変わらないだろ、といった適当、勝手極まりない気持ちで始める。

まずは曲調、フォームを掴む。ふむ、、、

ドラマーはムキムキタンクトップにタトゥーまみれで、ミュージシャンというよりまるでUFCファイター、夜道で睨まれたら、黙って持ってる物を差し出す、そんな出で立ちの奴をビックリさせれたら面白そう。

テーマ、ギターソロが終わり、キーボードに回ってきた。

ゆっくりじっくりと少しずつ盛り上げ、客席も結構盛り上がっている雰囲気なのを感じつつ、

一人Rhythm Challengeを図々しく投入!


すると何と、英語で自分をホストに送り込んだおじさんが、笑い叫び、立ち上がり、踊り始めた!!!
周りも盛り上がってる。ギタリストが振り返ってこちらを見てる。

何て動物的でダイレクトなんだ。

よし、さらにギアを上げる、”参加者が多いから、ソロはあまり長くなくね、” はもう無視!
客席を味方につけてしまえば勝ちだ。

気にせず、非常識に大分長くやっていると、さすがにホストの「そろそろ、、、」の合図で、切り上げる。


終わると直ぐ、アメリカの(忘れてしまったけど)ある州に住んでるんだ、というアメリカ人のおじさんをはじめ、英語で話しかけてくれる人達がいた。あの黒人のおじさんが、笑って「相応しい奴を送ったよ」と言ってくれてる。

うーん、このダイレクト感はNYとまるで変わらなく、ちょっと懐かしくなった。

やっぱり、ああいう空気を忘れないようしたい。
パリでの最後のセッションにふさわしい夜。当分の間記憶からなくならないであろう、自分への最高のお土産になりました。

今回の旅は、パリを自分にとってまた少し近い街にしてくれた気がした。

1029 CrazyHorse1 ER
パリのキャバレー、Crazy Horse
コケティッシュ、艶やかでありながら健康的な鍛えられた女性ダンサー達。
のりっぺには、ちょっとほろ苦かった大人な夜。
1029 CrazyHorse 2





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