努力しない人が、はるかにしている人に対して偉そうにする。
経験の無い人が、はるかにある人に対して知ったかぶりをする。
知らない、分かってない、出来ないのは全然いいと思うけど、
……ない事を知らない、というのは本当の無知。
音楽、その他を通して日々感じる事や活動状況。
それは一番大事な事をやらないから。
以前にも書きましたが、熱心なアマチュアの方達は多いと思いますが、根本的な意味で中々上達できない人が多いと思います。
上達って何だ?上達してるぞ!既にこんなに上手いぞ!その辺のプロシンガーより上手いぞ!
などの声も聞こえてきそうだし、上達、ジャズができる、って何だ?という話 になるかもしれないですね。少し正確に言えば、専門家や、ある程度ジャズを感じる人の目で見れば上達しない、という意味です。
何故か ”スイングの基本を身に付ける練習をしないで” それ以外を頑張っているからです。それだと何十年練習やセッション、ライブなどやっても永遠に上達しない、ジャズらしいものに近付ける事はないと思います。
例えると、それは、掛け算の九九を覚えないで数学者になろうとする、野球で言うと、ボールの握り方覚えずに練習や試合を続けるピッチャーみたいなものです。
数学や野球だったら、世の中の殆どの人が、それには無理があり、前に進めない事を理解できます。でも何故かジャズになるとそれを理解する人が圧倒的に少なくなってしまうようです。
せっかく楽器買ったり、練習したり、セッション、ライブなどするのに、それは勿体無い、残念、と自分は感じます。勿論その事を知らなければ残念でもないのかもしれないですが、、、
自分だったら、例えばマラソンで、ゴールの方向が分からず走り続ける事はできないです。東京から大阪を目指すのに、東北を向いて走り続ける事は苦痛に感じてしまいます。
別にプロレベルとか趣味でなど、目指すレベルに関係無く、可能性が全く見えてこないものに時間とエネルギーを注ぐことはとても難しく苦しいのではないか、と自分は思います。