ジャズピアニスト Nori OchiaiのBlog

音楽、その他を通して日々感じる事や活動状況。

一般

皆さんも何か一つでも頑張ると、、、

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先日のRIZIN LANDMARK 8 試合後、勝った矢地祐介選手マイクで思わず、

「皆さんも何か一つでも頑張ると、きっといい事があると思います。」
と言ってる途中で既に苦笑いを浮かべ、直ぐに
「すみません、偉そうな事言って」と続けた。

自分なりに瞬間的にそのニュアンスを感じてしまった。


矢地選手は、温かい人柄でとても優しい。ある意味格闘家として優し過ぎるようにも思えて、もしかしたら、それが非情に徹しないといけない勝負の場面で弱みにもなってしまうのではないか、と思わされた事もあるし、似たような印象持ってた人も多いのではないかと思います。特に朝倉未来戦でそれが伝わり易かった。


RIZIN登場した当初はスター候補で主催者から推されてたけど、その後周囲の期待を下回る結果が続いたりして、かなり苦しみ、葛藤もあったと思います。

さらにさらに、こんな時代だからネットで、挑戦も何もできない人達が、とんでもなく上から偉そうに品のかけらも無い様なコメントを浴びせまくっただろうし、当然本人も目にしたり耳にもしたりして、多少なりとも感じてきたと思います。

最近ようやくトンネルから抜け出てきた感じの戦績で、特にファンと言える程ではないけれど、気にはしていたし嬉しく感じてました。


そこで耳にしたあのコメント。

独断と偏見だけのジャズ的感想だけど、

恐らく、そんな経験から、残念だけど世の中の多くの人達は人生かけて仕事してない、勝負してない。谷底に落とされ死にたくなったり、いい年して本気で泣いたり、、、そんな姿勢で戦っている人間は世の中のほんの一握り。本気で生きてる人間なら、選ばれた一握りの人間に対して上から品の無い、心無い言葉を浴びせる事はできない。


彼自身の経験やファンの反応でそれを感じなかったら嘘になるだろうし、そんなものが試合直後の素の状態で自然に口から出てしまったのではないか? でもある意味それは大勢のファンを見下している事にもなってしまう、とハッとして苦笑いになり、それが「偉そうにすみません」に瞬間的に繋がったのではないか、そんなニュアンスを自分は感じました。

言葉尻にもなってしまうけど、「何か一つでも、、、」≒「何も頑張ってないとは思いますが、、、」にもなり得てしまうかも。

その流れも試合の様でもあり、またジャズのインプロヴィゼィションの様でもあり、リアルで面白く思えました。










久々車のディーラー

来たけど、

整備スタッフにも、お客さんにも外国の方がいらして、英語が聞こえてきて、何だか色々な人種、英語が飛び交っていたニューヨークを思い出すなぁ。 

日本も少しずつ近付いていってる気がする。 

寄付

ほんの僅か、微力でも誰かの役に立つといいと思っての気持ちだけど、

自分自身も気持ちがいい。

偽善でも売名でも、無いより全然いい。
勿論心からの気持ちであるとより届く様な気はするけど。

人のためは自分のために、、、
自分のためが実は人のために、、、

何でもそうあれるといいな、と思います。


色々な団体、機関通してというのもあるけど、その自治体に直接がいいのではないか、と自分は思います。
 

Happy New Year 2024!

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ありがとう Year 2023!!
こんにちは 2024!  

大晦日、昼も夜も、危険な猛者達のおかげで激アツ過ぎるくらいのセッションが繰り広げられて、めちゃくちゃ楽しかったです。ありがとうございました。

本年もよろしくお願いします!

 

あれだけ暑い夏で

今年はもう冬は来ないかと思う程暑かったけど、間に合わせるように寒くなったな。
Merry Christmas!
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可愛い女の子は他の場所で観たい

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先日の格闘技RIZINのイベントで(自分にとっては)衝撃的なRIZINガールズが、、、、

何と休憩時間でもなく、確か休憩明けに、本編の中、緊張感のある戦いの前に

歌と踊りを始めた。

「もっと多くの人に格闘技の良さを知ってもらうために、歌います、、、、」
の様な事を言って始めた。

歌やダンスを真剣に追求してきてる訳でない、したい訳でもなさそうな、ただ“何か“を人前でやりたいだけにしか見えない素人感満載の作られた可愛い子ちゃん笑顔、そぶり、に申し訳ないけど一瞬で目を背けたくはなってしまった。

特に高いチケット買って本物の戦いを期待して観にきている人達に対して、素人女の子の歌とダンス。せめて、休憩時間でいいだろうし、それが本当に格闘技を広める行為なの?バカにしてない?

一体格闘技って何なんだろう?

ジャズでも色々感じさせられるけど、あまりに本質と離れたところでアピール、頑張る事がそんなに大事? それが本当にその文化の発展にとって、長い目で何かプラスになるのか?


主催者がわざわざそんな事したいのも、需要があるから。少なくてもあると思っての事だとは思うし、彼女達は、やらせてもらえるからやっているだけ、やりたいだけで何も悪くないかもしれないし、そういう時代という事で、自分みたいな古い考えの人間がただの老害で間違っているのかもしれない。

そういう時代であり、そんな国、文化なのか、、、、、
残念です。





 

RIZIN44 ジャズ的感想

ここにはあまり格闘技に関心ある人は少ないと思うので、簡潔に、、、笑


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なんといっても、メインのクレベルコイケvs金原正徳の試合が凄すぎた。
クレベルは長年、日本人には全く負けてなく、寝技に持っていかれるとみんな極められてしまう、締め落とされてしまう。もうグランドに行くだけで客席が悲鳴で支配されてしまう、そんな幻想のある選手。


金原選手は自分がちょうどNYにいた頃から活躍し始めて、勿論知ってました。所謂超スター選手では無いけど、世界に通用してきたトップクラスの選手で、スター選手に勝ったりもしている。そして、何より練習ではファンが知る以上に圧倒的に強い、と多くのトップファイターが口を揃えていて、試合で見る強さの数段強い選手なんだろうな、それが伝わり易い試合を見たいな、とは思っていたけど、正に今回がそんな試合でした。

関係者も大半がクレベル勝利予想だったし、グランドでは戦うべきではない、と言ってました。

蓋を開けてみると、打撃でも組みでもグランドでも圧倒して、特に自らテイクダウンに行くシーン、グランドのスクランブルで最終的に必ず上を取り続けるシーン、上になって試合終了の瞬間までパスしに行く姿勢には心打たれました。

みんなが怖がるクレベルの寝技幻想のあるなか、自ら相手の得意なグラウンドでも勝負に行く姿勢、勇気、自信、そして経験からくる冷静で的確な判断、凄かった。

当たり前かもしれないけど、相手の何かを恐れ、そこを避けながら戦うのは、どの局面でも戦えるマインドに比べると不利になってしまう。不安材料は少ない程いいし、自分を信じれれば信じれるほど有利に戦える。ただ、それができるためには、裏付けになるものが必要で、そうでないとただのギャンブルになってしまうのだと思います。


クレベルとの試合が決まると、みんな試験勉強のように寝技対策みたいな事するけど、そんなのではなくこっちは20年コツコツやってきたものがある

という様な事を金原選手はインビューで言ってた。派手な試合やパフォーマンスではなく、地道に真面目に積み重ねてきた、真面目に格闘技と向かい合い、20年継続してきたもの。

そんな20年の歳月、取り組んできた姿勢、技術、知恵、精神力、勝負勘、etc、、、を15分の試合の中に凝縮されていて、魅せてもらう事ができる。一曲の演奏も同じだろうけど、そんな格闘技って凄いな、素晴らしいアートだな。


数年前に一度引退して、周りの人に後押しによって復帰させられ、40歳になって、油の乗り切った33歳のクレベルを圧倒したわけで、日本の総合格闘技の歴史の中でも最も大きな出来事の一つとも言えると思います。

もしも引退したままだったら、誰もこんなストーリーを知れなかったし、多くの人が信じもしなかったかもしれない。

人生ってほんの少しのボタンのかけ違いでこんな事が起こってしまい、素晴らしいとも言えるし、恐ろしい

とも感じる。


そして、金原選手自身が、自分の実力を上手く証明できなかったり、自分より実力的に下の選手が脚光を浴びたりスター的に扱われても、あまり気にする感じでもなく、ひたすら自分の道を行く、強さを追求する選手で、選手生活の終盤にこれ以上ない大きな仕事をして、しかも試合の次の日は普通にパチンコ打ちに行ってしまう、そんなキャラクターにも、何か余計に熱くさせられます。


多くの若いファイターは打撃、寝技、組み技、などのどれかに偏って強かったりするけど、金原選手は全てを高いレベルでできて、しかもどこでも極める力もある、という事で、音楽にも、ジャズにも通づるところもあり、改めて教わる事もありました。自分も人前で見せない部分を強くしておく事が大事だと、最近より強く感じます。

地道にコツコツやる、経験を積む、年取るって格好いい事、だと思わされました。勿論、誰でもそうなれる訳ではないから、そういう風に年を重ねれる様に努力しないといけない、年齢に意味を持たせる事ができる様な生き方でないとダメだな、と感じました。


あとは、摩嶋選手が自らの肘で怪我させた横山選手に試合後握手しようと歩み寄った瞬間、出血に気付き、握手もせず慌ててコーナーにタオルを取りに行って、横山選手の出血を止めていたシーンが心に残りました。
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試合であんな殴り合いするのに、終わった瞬間、ただただ優しく強い人格者であるのが格闘家なんだ、そんな人達が競い合う素晴らしい競技で、やっている事が表面的に暴力的?怖いだけで、中身は凄いミュージシャンとも何も変わらない、そんな姿にも夢を見せられます。

命を燃やして戦い、色々伝えてくれるファイター達に感謝したいです。



 

久しぶりの

シャバは眩しい、、、

韓国人セクシー女性DJ、セクシーシンガー

ご存知の方はご存知でしょうが、自分もネットニュースで見ました。
韓国人女性DJが大阪のフェスティバルで裸に近いくらいの格好でステージとファンとの境の柵をのり超える感じで近付き、胸など触られ深く傷付いた、というものです。

勿論触るのは悪いし罰せられるべき、という意見は当たり前だけど、問題はそこだけではない。シャンパン売りまくって酔っ払わせて、トランス状態になり理性も緩くなった、そういう性をアピール、売りにした女性の熱烈ファンのスケベジジイ達が群がる中に、自分から裸に近い格好で近付いていけばそんな事も起こり得る事は相当頭悪い人間でも分かる。

「悪いのは加害者です。服装、表現の自由は誰にでもあります」って決まり文句の様な意見は、現実を見なさ過ぎだし、頭悪過ぎではないだろうか?

スラム街に金目の物をじゃらじゃら身に付けてブラブラしていたら、ひったくられても誰も驚かないだろうし、残念ながらあまり同情もされない。

車内の外から見えるところに、小銭を置いておいてもガラス割られる事もある。あるからぶっ壊して盗んで良い訳ではないけど、嫌なら置いとくな、そんな所に置いておくなら仕方ないね、と言われしてしまうかもしれない。


そして、こういう意見に対しては、何故被害者を責めるのか?「エロい格好しているなら触っていいいのか」とか、まるで犯罪行為を肯定していると勘違したり、捻じ曲げる人もいる。


そういう立ち場の人間、フォロワーの多い若い女性インフルエンサー達の中で、可愛いぶりっ子ポーズや胸の谷間を見せたりの自撮りして、注目を集めてる人達は、対象はどんな人間達であるか、どの様に魅せられるのかは当然理解して、したたかにやっているでしょう。

そして、そういう事に釣られるスケベジジイ達をキモいと思いながらやってるとしたら、それは彼らと同等、それ以上にキモいと自分は感じます。


この件で思い出しましたが、ライブの告知の度に身体の一部分を極端に強調した写真を載せていながら、「変なDMが来たりするけど、勘違いして欲しくない、私はシンガー」みたいな人もいたけど、一番勘違いしてるのは誰?とは感じました。

勘違いするに決まってる。当然そういう人達が寄って来る。

胸やお尻、足、何を強調するのも自由だろうけど、そにに対して果たしてジャズ好きの人が興味を持つのか、キモいおっさん達が立派なカメラ持参で寄ってくるのか、どんな視線で見られるのか理解してやるべきであるだろうし、勘違いされたくない、キモいと思うなら、そんなバカなおっさん達を勘違いさせ喜ばせ期待させる事をしなければいい、当たり前過ぎるし、何でそんなに頭悪いのかな、と思います。

真剣に音楽やってる人達ではないとは思いますが。

ある夜、お寿司屋さんで

1人静かに黄昏つつ箸をすすめていると、一つ席の空いた向こうに居たお姉さん風女性が、ちょっとしたきっかけで話かけてくれて、そこから何故かずっと会話が続き、その隙に食べる、という事に。

お姉さん風?というのは自分が中身の成長が止まっているため、勝手に子供のままのつもりでいるからであって、実際はずっと年下だった。そして横には可愛い息子さん。色々頭は混乱しました。

敵の方と言えば、随分歳下に見てくれたらしく、そしてよほど自分が頼りなく心配そうにでも見えたのか、彼女の人生経験を交えつつ、親切に色々人生のアドバイスなどをくださってました。

あまりお酒も飲む方ではないのに、何故か出会う人、仲良くなる女性はお酒と犬が好きな人ばかり。なんか酒のつまみにでもなるタイプ、そして犬の散歩を頼めそうだったりするのでしょうか、、、? ちなみにネコ派です!

可愛い息子さんに「綺麗なママでいいね」と言いたく、言いたくなかった。

子供の頃、あっちゃんがお寿司屋さん連れてってくれて、似たような場面があり、あっちゃんはやっぱりフレンドリーなので、店内で1人でいらしたおじさんに話しかけてた。

そのおじさんはマジシャンで、「坊や、綺麗なママでいいね」と言ってくれたのですが、それを思い出し、今そのポジション?に居る事をためらい、認めたくない自分が居て、言えなかった。

ちなみにそのマジシャンのおじさんは手品を目の前で見せてくれて、心が躍りました。そしてその時持っていたご自身の著書、小学館から出版されていた(確か)マジック入門みたいな本にサインしてくれました。その本はどこにあるか分からないのですが、今でも心の中に大切にしまってあります。


ちなみに、
「おじさんは音のマジシャンだよ!」
            と言ったとか言わないとか、、、、、 
                                      ダサ過ぎ 笑


なんかそんな事を思い出させてくれたある夜でした。


 
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