SNSで見かけて、何か感じるところがあったので、行ってみました。
思った通り、狭いストライクゾーンを狙った、強い個性、主張の伝わってくる、そして心地良い味でした。
やっぱり、大将のその顔つき、表情、姿勢には本物のオーラが漂っていたし、中華鍋、おたま、器に盛り付ける時に鳴る音などはとても心地良く、まるで音を奏でている、音楽の様でした。
ミュージシャンやスポーツ選手など、大体見た目で腕前は伝わってくると思うけど、やっぱり同じなんだ。正しい道を通って、あるレベルに達していくと、似たような表情、姿勢、オーラなどが付いてくる。
別に音を聞かせようとしてる訳でもないだろうけど、調理しながら自然に鳴る音も自然に芸術的になり、心地よりリズムも刻む。そこに昭和の頃のラジオの野球中継などもあれば、また音楽の大事なパートの様に混ざるのかもしれない。
そういう表情、姿勢、オーラなど持つ人達に間違い無く共通している事は、
好きな事、愛してる事をやっている。
そこに人生、命をかけ、魂を注いでいる。
世の中の多くの人にとってどうでもいいくらい細かなところをこだわり抜き、試行錯誤を続けている。
多くの人が飽きてしまう様な物凄く地味な事をコツコツ長年続けている。
仕事の事ばかり考えている。
優しい顔、厳しい顔を持ってる。
サービスを提供するターゲット(客)が喜ぶ顔を思い描いて仕事している。
などで、少なくてもこれらは間違いなくあらゆるジャンルに共通していると思います。
ミュージシャンが楽器や楽器ケースを持つ姿でも多くが伝わってくるけど、役者でもそれを真似するのはとても難しい。それを本物みたいに真似できるのは超一流の役者だけだと思います。そういう役者はやっぱり演技の世界で同じものを身につけてきているから可能なのかもしれない。